2010年2月19日金曜日

多摩美~長沢浄水場

ショッカーの新たな企みに気づき調査を始めた本郷は蝙蝠男の襲撃を受ける。本郷が訪れたのは先出の"マンションニューランド"。
屋上での夜間戦闘となる。
ジャンプで5階建てマンション屋上へ。エントランス階段下。
木の育ち具合が年月を物語る。
マンション屋上に立つ仮面ライダー。
なんとこのカットのライダーは深夜に及んだ撮影のために主役の藤岡氏は帰宅してしまった後だったらしく、先のカットでベランダに立つ蝙蝠男を演じた佐野房信氏がライダーの上半身のみ(よく見るとベルトを着けていない!)着用し演じたそうだ。すなわち見えない上着の下は蝙蝠男の衣装ままだった、と語っていた。
本郷に対して父殺しの疑念を抱いているルリ子は後を付けていく。
初代アミーゴの外観。未だロケ地不明。 →梅ヶ丘駅前でした。
本郷の所属する"城南大学生化学研究所"。川崎市多摩区三田にある長沢浄水場である。
ルリ子たちのバックは浄水場対面にあたる聖マリアンナ医科大学が見える。現在はご覧のように住宅が建ち隙間から垣間見える程度。

旧生田スタジオ跡の向かいにある生活道路というべき階段。蜘蛛男との特写の場所として知られ本編でもたびたび登場する。



2010年2月17日水曜日

宮前区神木~全日本選手権選抜レース東京地区予選~

















第2話「恐怖蜘蛛男」で本郷の参加する全日本選手権東京地区予選のレースシーンが撮られたのが現在の川崎市宮前区神木1丁目あたりである。
このシーンの撮影地を講談社オフィシャルファイルマガジンに麻生区栗平で行われたと紹介されていたばかりに何人ものロケ地マニアが栗平駅周辺を捜査し続けたに違いない。もちろん筆者もその一人である(泣)

当時は造成、区画整理中だった川崎インター近くの宮前区神木1丁目にある神木公園。その先に映像にある鉄塔がある。











公園前の通りを東側、神木2丁目方向を望む。










写真を並べても比較のしようが無いが角度的には公園前より宮前区役所方面、土橋7丁目方向を見ている。










公園のはす向かい側のレース本部。一致するのは側溝の位置ぐらいか。










レース本部のテントと鉄塔台座の位置関係が判るアングル。













下のカットは撮影場所が判別できなかった。上記した場所とは地面の雰囲気が違うので稲城市坂浜のダートコースや三栄土木と呼ばれる造成地にも場所にも見てとれなくもないが、この数カットの為に移動するとも考えにくいので恐らく北側の宮前平グリーンハイツあたりか。










山野美穂の本郷襲撃を見守る蝙蝠男の人間体。この場所も判らなかった。





2010年2月16日火曜日

マンションニューランド

第2話「恐怖蝙蝠男」は旧生田スタジオ近くの高台にあるマンションニューランドから始まる。このマンションは東映生田スタジオ作品には無くてはならない使用頻度の非常に高いロケ地である。事件の導入部や登場人物の住居など様々な東映生田作品において使用例を挙げれば枚挙に暇が無い。
この回ではショッカーによる人体実験の犠牲者、モデル山野美穂の住む青山のマンションという設定。
当時は多摩ニュータウン開発に沸くエリアの高台に建つ白亜の御殿だったのだろう。
今なお変わらぬ姿でヒーローたちが去った読売ランドの街を静かに見下ろす。もちろん未だ現役のマンションである。
マンション前から下る道を行くと生田スタジオへ出る。
エントランス。植木が育った以外はあまり変わりが無い。

小河内ダム③~エピローグ~












第1話エピローグ。シーンは再び小河内ダムへ変わる。ライダーを追ってやってくる藤兵衛。


















気を失ったルリ子の身を藤兵衛に委ねる本郷。
















ダムの先へ走り去る藤兵衛。この先はダムから"奥多摩湖いこいの路"にしか行けず、都心には帰れない。








サイクロンで走り去る本郷。なぜか藤兵衛と別れたところとは反対からやってくる。先の場所からここへ来るには水道局の敷地を抜けて山を一周しなければいけない。











ダム上部を走り去る。先ほどの藤兵衛と同じ方向である。

2010年2月12日金曜日

二ヶ領堰堤

小河内ダムで撮られた蜘蛛男の決戦は途中から川崎市多摩区、南武線稲田堤駅から程近い多摩川の二ヶ領堰堤に切り替わる。平山プロデューサーも近年のインタビューにてここで追加撮影された事を忘れていた、と語っているように天候や時間的な理由で奥多摩で撮影しきれなかったカットを現場の判断で近場で撮り足したんではないだろうか。
書籍「仮面ライダー1971~1984」で発掘された助監督梅田味伸氏の第2話台本に撮り残しを1月17日に撮影された事が書き記されていた。



情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。