2011年3月28日月曜日

北海道② 札幌管区気象台

カニバブラーが次に襲ったのは札幌管区気象台
小樽の時とは違い、実際に札幌に存在する本物の気象台。
駆けつける隼人。当時、気象台前の道は広い道路ながら未舗装。「ペンテル」と書いた看板のところに現在も画材店らしき店があった。その手前の店舗の建物は当時のままで建っている。
百葉箱も当時のまま?建物は同じだがエントランスの様子が変わっていた。
テレビでも募集していた児童のエキストラだが撮影の段階ではまだ北海道は放送が始まっていないので現地で集めたのか?

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2011年3月26日土曜日

北海道① 小樽祝津海岸/銭箱海岸

・日和山(ひよりやま)灯台
冒頭、カニバブラーが襲撃する「気象庁小樽観測所」として使われるのは小樽市祝津高島岬にある日和山灯台。カニバブラーが破壊するスレート貼りの配電室は生田スタジオのセットだろうか、灯台自体はしっかりしたコンクリート造でそれらしい建物は見当たらなかった。

・トド岩
劇中、頻繁に沖合いに写る岩だけの小島。
実はこのエピソードで撮影に使われている岩場は崖の下になっており、そこへ降りるルートが見つけられず泣く泣く帰京した。(小樽水族館の柵を越えていくのが一番の近道?)
93年に起きた北海道南西沖地震の影響で映像に映る崖の一部も崩落しているようだ。

また行く事が出来ればよいのですが距離的になかなか機会がありません(泣)
それまでリンクを貼らせていただいてるMGGさんのブログがそちらを取材しているので参照してください。

・銭函海水浴場
大胆にも砂浜を走るサイクロン。オープニング映像にも流用されているここだけ他のロケ地から少し離れた小樽市銭函海水浴場。
・小樽水族館
海岸に駆けつけるサイクロンとエンディングでメンバーが集まるシーンは現在、小樽水族館が建っている辺り。当時はここで海水浴ができたようだ。ラストカットのライダーのシルエットは同じ方向を展望台から見下ろしている。
左奥にの崖上に見えるのが日和山灯台。その右が有名な鰊御殿。
遅れて到着した藤兵衛。今も水族館入り口からの同じ道が残る。
水族館が出来た以外はあまり変わらない光景ですね。

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2011年3月25日金曜日

水無川③

ヒトデンジャーとの決戦は昭和7年建造の登録有形文化財猿渡堰堤
堰堤の上、水道局設備の脇に今も残る大きな岩。
よく見ると表面に張られた石が随分欠落しているのが判る。
力尽きるヒトデンジャー。偶然の産物だろうが水を吸った着ぐるみ頭部がうなだれ、力尽きる様に一役買っている。

2011年3月24日木曜日

水無川②

川沿いの戸沢林道を走る隼人。左側へ下ると先に紹介した水道局設備へ出る。








聞き込みをする隼人。老婆のいる山小屋は実在する”作治小屋”。林道最奥に位置する山小屋でほぼそのままの姿で現存。当時と同じ木製の看板が残っている

藤兵衛たちレーシングクラブの面々がキャンプするのは滝沢園というキャンプ場付近の川辺。実際のキャンプ場の施設内だがもちろんこんな川原にテントを張る事は無いだろう。背後に見えるのは山の神堰堤。91話で操られた少年ライダー隊が立たされるあそこである。
エンディングのカットもキャンプ場敷地内。ここも後方に”山の神堰堤”が見える。


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2011年3月14日月曜日

新宿アシベ会館

この度の東日本大震災に際しまして、被害に遭われた皆様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げますと共に、被災地の一日も早い復旧がなされます事を祈念いたします。

私自身も知人、友人、親類が何人も被災地で避難所生活を余儀なくされております。
東京より彼らの通常の生活が一日も早く戻る方法を深く思慮していこうと思います。
様々な憶測で過度な自粛ムードになりつつもありますが、あくまでも安全なところに生活する我々はまずは通常の生活、通常の経済活動を行う事がこれからの支援活動にむけても重要な事だと考えます。当ブログもさすがにロケ地撮影には出られませんが時を見てアップしていこうと思いますのでよろしくお願いします。(と、これを書いている本日は電車運休、停電にともない自宅待機中。止まない余震、テレビでは原発爆発の映像が繰り返し流れ不安な限りですが。)



第17話にてマリたちが訪れたゴーゴーホール(現在で言うところのディスコ/クラブ)だが映像を見ると”アシベゴーゴーホール”、”新宿アシベ会館”と読める。
新宿アシベというとグループサウンズ時代にタイガースやモップスなどの後にメジャーなるグループ達が活動した店として有名だが、こちらは後に出来た系列のニューアシベという店が入っていた”新宿アシベ会館”の3階に入っていた”アシベゴーゴーホール”と思われる。
歌舞伎町のコマ劇場裏にあるこのビルは現存しており、地下に入っていたニューアシベもアシベホールという名のライブハウスとして営業している。(ちなみに先の新宿アシベは明治通りと甲州街道の交差する新宿3丁目の角、松田ビルの地下1階で現在は漫画喫茶マンボーが入っている。)
肝心のゴーゴーホールのあった会館3階は現在”ガールズバーエム”という店が入っているようで、さすがに店内の撮影は無理かと思われるw
あ・く・ま・で・も、取材という形でこのガールズバーには行ってこようと思うが、やに下がった筆者の写真を撮るのがせいぜいかと思われるのであまり期待はしないで。。。

2011年3月10日木曜日

水無川①

第18話は全編に亘って丹沢大山国定公園内にある水無川での撮影となる。
(冒頭は奥多摩の川苔林道で撮影されていた事が判明2022.10更新)
撮影場所は水無川の入り口、大倉に近い山ノ神堰堤から上流の戸沢林道付近までと広域になる。

まず、プロローグの白鳥健太郎役で知られる高野浩幸氏演ずる兄弟が歩く林道。
橋の形状こそ変わらないが前後の崖側のコンクリートで固められた部分はすっかり崩れ?ていた。
兄弟が見つけた謎の建物は下流の秦野市水道局の施設で現存している。林道からここへの直接アプローチ出来る道は閉鎖されているが上流、もしくは下流から川を遡行すればすぐに出られる。後の②で紹介する猿渡堰堤の上流側に位置している。
フェンスが当時より高くなっているのが判る。また設備内にキュービクルが増えている。
丹沢へは何度か撮影に訪れてその都度撮影をしています。カットによって葉の茂り具合が違うのはその為です。なお、当時撮影が行われた6月に時期を合わせて現地に行くと、最近では”山ヒル”が大量発生する時期でもあり、撮影アングルを求め山中を歩き待った結果、私も数箇所血を吸われる被害に遭いました。もし行かれる事があるなら事前に対策することをお勧めします。さもないと帰りにダラダラ血を流しながら小田急線に乗る羽目になりますよ。私のようにw
出典:仮面ライダー第18話「化石怪人ヒトデンジャー」毎日放送/東映 1971年7月31日放送

2011年3月7日月曜日

学園通り タマサーキット~若葉台入り口

ピラザウルスに改造された草加の実験場として選ばれたモトクロス場。奇しくも立花レーシングの面々も同じサーキットへ来てしまう。
バイクでタイムラップを測るところまでは学園通りを平尾住宅方面から走ってきてタマサーキットへ。
ピラザウルスとの初戦は学園通りの先、現在の若葉台入り口辺りにあった造成地へ移動。一瞬見切れる背後に映りこんだスレート造の工場が一部を増改築しながらも現存。戦っていた造成自体はすでにマンションが建ってしまっているが、googleマップではつい近年まで空き地だった模様(ストリートビューで見ると建築中)。写真はそのマンションの駐車場より撮影。

お台場

ショッカーがライダーの追跡を撒こうと一戦交えるのはおなじみ宮前区の神木公園前。
その後、マヤが草加の車を海に廃棄する場所と17話にてハリケーンジョーがライダーの尾行を撒く為に誘い込む場所はエンディング映像でおなじみの貯木場だったころのお台場。
当時と今の映像中央に写る松の木は同じ物なのだろうか。

新宿三越前

ライダーがサタンマスクのプロレス会場へ急ぐシーンには新宿三越前の通りを挟んだ向かい側の雑居ビルの屋上が使われている。いわゆるオープニング映像でビルの壁面をサイクロンが垂直登坂するあのビルである。

ビルの屋上へ登れなかったので同じアングルを正面から。

右後方のビルの壁面は横桁が増えているが基本は当時のままのようだ。なんと!バイクはさすがに屋上に上げられなかったようでライダーがカウルのシールドのみを指で持っているwww
ライダーの登ったビルには上がれなかったので三越側からそのビルの屋上を見てみた。当時とは形状が変わっているようだが赤丸の辺りでの撮影と思われる。
情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。