2012年12月30日日曜日

生沢奈美恵宅

ムカデラスは五郎の同級生、生沢奈美恵に目をつけ自宅を襲う。
とんがり屋根の当時としては高級そうなお屋敷。生田スタジオ周辺の住宅ではないかと思い探し続けているが未だ見つけられず。どなたかご存知の方がいらっしゃればご教授ください。
追記:コメント欄にてお二方の書き込みにより判明いたしました。別エントリーにて情報アップしましたのでこちらをご覧ください。このエントリーはお二方とのやり取りを残す為、削除せずこのまま残しておきます。情報をお寄せいただいたakochi様、匿名様ありがとうございました。

2012年12月24日月曜日

大丸用水堰

仮面ライダーごっこに興じる子供達の前にライダーに合わせてくれるという怪しい男が現れる…
子供達が遊んでいるコンクリート製の取水施設は現在の東京都稲城市にある南多摩水再生センター裏、多摩川の右岸にあった大丸用水堰の取水施設。
最初に取材に訪れた3年前には当時の物が存在したが2年前に大掛かりな改修工事が行なわれその姿を消してしまった。V3エンディングなどで印象深い堰全体も魚道など一部を残して作り換わってしまったようである。
2009年には取水口から上流側は車両の乗り入れが禁止となり、すっかり雑草に覆われて立ち入ることも困難。改修後の現在は除草されてるかも。
後に配電施設が増築されていた。
大丸浄水場の擁壁。夏場はすっかり緑に覆われる。


2012年12月22日土曜日

マンションニューランド

一文字隼人の自宅として登場するのは東映生田スタジオ近くのマンションニューランド。
その立地から本郷猛の自宅としても登場するほか東映生田スタジオ作品には欠かせない名建築である。


2012年12月15日土曜日

都道137号上麻生連光寺線

考察:都道137号上麻生連光寺線(京王相模原線若葉台駅付近)
第26話のバイク走行シーンを皮切りに東映生田作品初期において使用頻度の高い雑木林に囲まれた道。
3クール目以降のエンディング、63話のバイクレース、92話においてはショッカーライダーとのバイクチェイスなどにこの都道137号線の若葉台南から連光寺に抜けるまでの短い区間が使われたと考えている。
しかし、現在ではこの区間は京王線若葉台車両工場の建設、鎌倉街道、川崎街道の区画整理、周辺の宅地開発などにより道の位置自体が移動していて具体的な場所を探るのが困難になっている。
話数を追って順に解説していければと思う。
下の地図中央を走る赤い道が昭和46年当時の道筋である。
上図にて26話における使用箇所を追ってみた。(順番はストーリー登場順関係なく若葉台駅寄りから)
A.滝とユリが道路陥没に伴い通行止めを行なうも滝が逮捕されてしまうT字路。
B.一文字たちのパトロール中に砂が降り出すあたり。
C.ゾル大佐扮する偽滝が警察の検問を突破する場所。
D.同じく偽滝が追ってきた警官に暴行を働く広場。



道路陥没に伴い滝とユリは通行止めを試みるが…(A.
鶴川街道と交差する若葉台南の信号。パトカーの走ってきた道が鶴川街道。ほとんど景色の変わったこの道で唯一、ユリが立ち往生するシーンの背後に一瞬映る自動車整備工場(といっても"~タイヤ”という看板が読める程度。現在の写真ではダイハツの看板が揚がっている場所。)が現在も存在する。
滝の後方、現在の茶色いマンションの後ろが若葉台駅。

パトロールを続ける3人。突如空から砂が降り始める…(B.
雑木林に囲まれたこの道のあたりは上図からも判るように京王相模原線敷設に伴い道筋が変わっていて現在の若葉台ゴルフ練習場の辺りではないだろうか。
このあたりはこの回以降、物語のエピローグなどのバイク走行シーンに多用されていくのだが基地建設による造成ですっかり景色が変わってしまっている。
*検証画像編集中。。


突然、警察の検問を突破する滝…C.
警察が検問をしていた場所は恐らく稲城台病院の横あたりだと考えられる。
検問の場所から先は18号線の拡張で道が無くなった。
*現状の道で以前撮った写真に当てはめてみたがその後の検証から恐らく実際は当時道のあった現在写真の向かって右手方向の公園辺りではないかと思われる。

追ってきた警察に踵を返し襲い掛かる偽滝…(D.
ここは造成地途中なのか手がかりらしい手がかりは唯一映りこむ永山団地の建物ぐらい。
現在では都道18号の拡張で大きく変化しており道や広場自体が全く消失してしまった場所だと思われる。広場があったであろうあたりにある公園から遠方に見える永山団地の建物の特徴を頼りに撮影。

2012年10月29日月曜日

道頓堀(戎橋)

第7話「死神カメレオン決斗万博跡」において物語の舞台が大阪に移ったイメージカットとしていくつか差し込まれた大阪の町並みの一つ、川面に映るネオンサイン。
もちろん誰しもが最初に頭に浮かぶのは道頓堀だろう。
もしかしたらライダーの為に撮られた映像ではなく別作品のライブフィルムかもしれないが本編に映る限りは一応どこで撮影されたかを検証しようと試みてみた。

判りやすくグリコの看板が映ってくれれば疑う余地もないのだが同業他社であるカルビー製菓(現カルビー)がスポンサーである以上それはさすがに問題があったんだろう。
では、川面に反射した逆像と上下を反転してみる。

しかし、揺れる川面に映っている為、どの看板も何となく読めそうで読めない。
そこで画像検索で撮影時期の近い道頓堀の画像を探してみた。
判るだろうか。グリコの右隣、現在もおなじみの風邪薬「カゼに改源」の看板である。白地に赤文字というのも一致している。右隣の和歌山南紀白浜の旅館「天山閣」の3文字も一致しているように見える。
それ以外は時期の違いからかそれぞれ異なる看板が掛かっているようだ。
位置は違うが「天山閣」の右の黄色い看板は検証写真の「改源」の下にある「白浜御苑」と書いてあるようにも見える。
こちらは同じ位置の現在の様子。
というわけで、この映像は戎橋から道頓堀の川面を撮ったのではないか、という結論に至った。
*今回は取材時には訪れた際は見当も付かずたこ焼きを食べただけて帰った為、全て拾い画像で構成してます(爆)
あれ?関西の人なら判ってたって?

2012年9月4日火曜日

通天閣

大阪城の天守閣に潜み、ナチスの鉄箱が運び込まれた阪神工業大学を窺う極彩色の怪しい影…
映像では大阪城天守閣から見下ろしているように描かれるが実際は通天閣から北側を見た景色。 
クローズアップされる阪神工業大学は通天閣北東側にある大阪星光学院高校、カットが変わり映る校門は明治大学生田校舎
他にも遠景で通天閣が映るシーンがワンカットだけあるが撮影方向が判らず断念。(ライブフィルム?)
この数秒のカットの撮影の為に夏休み最後の週末の賑わいで入場1時間待ち、入場料600円を要しました(泣)



2012年8月20日月曜日

旧稲田登戸病院

ゾル大佐の策略により警察に捕まってしまう滝。 
滝の拘留された警視庁城南警察署の外観として使われたのは小田急線向ヶ丘遊園駅から近い今は無き稲田登戸病院(06年閉院)である。第5話にて砂田の娘が入院していた病院としても使われていた。

後方に見える高架は府中街道の小田急陸橋。
閉院後、マンション建築の為に大幅に造成されたが現在は更地のまま雑草が覆い茂る。
パトカーの後方に見える建物はリョーサン向ヶ丘遊園寮(12年現在)は現存している。手前に小田急線が走るのが見えている。

2012年8月18日土曜日

浜岡砂丘(静岡県御前崎市)

突如、空から砂が降り始めたかと思うと地面に巨大なアリ地獄が現れた。
地獄サンダーとの戦闘シーンやライダーを誘い込む砂地のロケ地として使われたのは初戦、決戦ともに静岡県御前崎の浜岡砂丘である。映像を見ると大きな砂の斜面、くぼ地に水溜りなどがあるのだがこの40年の間に地元の砂防林の植林が成功により緑化が進んでいることと波の侵食で数十メートル単位で海岸線が変わっているそうで景観は変貌してしまっている。

砂浜側もびっしり雑草が覆って砂の飛散防止に役立ってりる。
先のほうにうっすら映るのはかの浜岡原発である。撮影当時は着工間もない頃でまだ姿は見えない。
下の戦闘シーンのような斜面辺りは完全に木で覆われて立ち入ることも難しい。写真は土手の上から。
 劇中頻繁に映る水溜りは当時の航空写真でも判別でき、現在ではその周りが公園として整備されていることもあり小さな池のように整っていた。

情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。