2015年8月28日金曜日

【折口犯罪研究所】 柿生発電所 #2

ショッカー首領の正体を解明するために折口の研究所へ呼ばれた桐子。
敷地内の設備がすっかり変わっているのがよくわかる。乗ってきたクリーム色のコロナマークⅡは恐らく13話にショッカーの車として登場したものと同一と思われる。
追ってきたガマギラー。
角度が異なるので判りにくいが地下(?)の設備に通じる開口部は全て塞がれている。ライダーの後方に見える階段が現在の写真の赤丸の蓋状のあたりと思われる。
 後方に映るブルーの屋根の建物は同じものだと思われる。

2015年8月26日水曜日

多摩美

ショッカーの計画を知るアンデス探検隊の唯一の生き残り桐子を狙うガマギラー。
ガマギラーに襲われ逃げてきたのは当時の生田スタジオ裏の多摩美公園。多摩美2丁目の住宅地側から多摩美公園へと続く階段を降りてくる。階段自体はしっかりした物に作りかえられているが車止め(?)のポールは形状からして当時と同じ物。
変身する一文字。
変身しジャンプした先のガマギラーとの初戦は東映生田スタジオ前の造成地。ここは恐らく当時造成されたまま今に至っていて、現在は竹薮に埋もれてしまっている。
一時退散するガマギラー。
ここは生田スタジオから多摩美公園へ抜ける道。
ちなみにこの場所、800万円で絶賛販売中。やばい!仮面ライダーロケ地が手ごろな価格で買える!直接、聞いたところ不動産屋曰くかなり前から売りに出てるみたいで家を建てるには難ありだそうです。なので購入したら家を建てようとは考えずに"ガマギラー戦ロケ地の碑"なんてのを建てるのはどうでしょうか。
しかもこの土地には初期のサイクロン号特写などでおなじみ(?)のこの擁壁の一部が含まれます。この歴史の一部があなたの物に!!
だれか酔狂なマニアが買わないかな~

2015年8月25日火曜日

【折口犯罪研究所】 柿生発電所 #1

ショッカーの計画を知るという折口の研究所として使われたのは川崎市麻生区黒川にある柿生発電所
面影は残すものの設備はすっかり新しい物になっている。(2004~2005年に改修)
似たような縁石があったが別物かな?
折口に呼び出される一文字。
当時と変わらない間隔で建つ電柱。映りこむ擁壁は発電所の隣に建つ民家の物。
研究所に侵入しようとするガマギラー。
門やフェンスの高さがかなり高くなりました。写真を対比すると舗装されただけでなく地盤自体も高くなっているようです。
このシーンを見るとどうしてもこのCMが浮かびます。(0:45あたりから)
狙われていることが判っているのに呑気にバドミントンに興ずる折口の娘ルミコ。
映像の流れからフェンスの位置で合わせたが別の場所のようでした。

2015年8月16日日曜日

藤岡弘、氏 佐々木剛氏 芸能生活50周年記念W祝賀会

 去る8月1日、2日に本郷猛を演じた藤岡弘、氏、一文字隼人を演じた佐々木剛氏の芸能生活50周年を記念し、ファン有志が主催した九州えびの高原、桜島ツアーが催された。えびの高原、桜島は言うまでも無くダブルライダー初競演の聖地である。
 今回、主催の方から協力の要請があり、ロケ地ガイド役として私も参加してきた。といってもまたとないこの機会に一ファンとしての参加である。旅のしおりとして同所を解説するA3二つ折りのチラシを製作、配布させていただいた。
100名限定との事で日本各地から参加があったが東京から向かうスタッフが私だけだったこともあり参加ゲストのエスコートもさせていただいた。同じ飛行機に佐々木氏、大野剣友会の佐野房信氏、MCの鈴木美潮さん、バイクスタントの大橋氏、滝和也役の千葉治郎氏と合流。仮面ライダー最終話でショッカーを壊滅し任務を終えた滝和也は羽田からFBI本部に帰還する…その滝和也と羽田空港で待ち合わせるなどそうそうできる経験ではない!佐野氏とは5年前のイベントでお話させていただいて以来であったがその際にロケ地の事を質問した私のことを覚えていてくださり、今回の移動の時間の合間にもいろいろと撮影時の話を聞かせていただくことが出来た。

 福岡空港に集合しバス3台に分乗し一路えびの高原へ。バスには3組に分かれたゲスト陣が同乗して行ったのだが、藤岡氏と乗り合わせた際に私の作った資料を眺めながら当時を懐かしむ姿を生で見られただけでも胸熱な時間だった。佐々木氏には普段から氏のオフィシャルファンクラブ弐剛会の会報誌に2号編ロケ地解説ページを連載させていただいています。コミケなどのイベント会場で会報誌の販売もされる場合もありますが興味ある方はぜひご入会を。

 最初の訪問地でスノーマン戦のロケ地でありダブルライダー初競演の地、えびの高原の硫黄山では昨年10月に火山性微動が続くとして一時は立ち入り禁止となっていったので今回のツアーもどうなることかと危ぶんでいたが、今年5月には禁止解除になり晴れて訪れることが出来た。(私自身は過去4度、最後は昨年の立ち入り禁止になる直前にも来ている。)
YOMIURI ONLINEの記事に掲載された藤岡氏、佐々木氏のツーショットは立ち居地を私のコーディネート(そんな大げさな話ではないが)で劇中でスノーマンを倒したダブルライダーが握手を交わす場所に立っていただいた。現地で咄嗟の事だったので自分の記憶だけが頼りだったがあながち間違っていなかった。帰って資料を見返して惜しむらくは映像と同じアングルにカメラ位置まで設定できたらよかったんですね。

 その日はえびの高原から程近い霧島ホテルへ。シークレットゲストのアマゾンライダー/山本大介を演じた岡崎徹氏も登場した祝賀会も盛会に終わり明け方近くまで参加された皆さんや佐々木氏と飲み明かし、部屋に戻ろうと廊下に出ると朝風呂に向かう藤岡氏と遭遇。思わずそのまま後に続き一緒に温泉に浸かり酔いを醒ました。

 眠い目を擦りながら2日目の目的地は桜島。行きのフェリーではお決まりのやぶ金のうどんを朝食代わりに。寝過ごしてホテルの朝飯が食べれなかったのもありますが、毎回このフェリーに乗ると九州らしい軟らかいうどんを食べるのが必須となってます。
私的なこのツアーのハイライト、40話冒頭で登場する桜島地震観測所(実際は京都大学の桜島観測所)の見学!しかも劇中で研究所員役の剣友会の岡田氏と佐野氏が同行!なんと同所所長様の計らいで撮影に使われた室内も許可していただき見せていただいた。まさかのことで普段ロケ地検証に行く際に持っていく劇中キャプチャ資料を室内シーンだった事もあり作っておらず、これも自分の記憶だけを頼りに探す。
 最後は41話ゴースター戦ロケ地の大正噴火慰霊の碑を見学。私の先導で溶岩と雑草の生えた荒地を見ながら炎天下の中、興奮する大人たち(笑)。下は20代から上は50代と親子ほどの幅広い参加者でしたがこの日は皆、童心に返り熱き昭和40年代の世界に思いを馳せることが出来たんではないでしょうか。
私は仮面ライダーのロケ地検証を始めてまだ6年ほどしか経っていませんが発表の場として始めたこのブログを通じていろんな方と知り合うことが出来、今回のロケ地ガイドに声をかけていただくに至ったと思います。このツアー参加は一つの成果であり、また今後につながるきっかけになったと思います。遅々として進まない拙ブログですが大まかな取材は仮面ライダー98話+映画2本終えていますので気長にお付き合いいただければと思います。(むしろ取材後に建物解体など状況の変化も発生し始めていますが…)

 この記事を書いている8月15日現在、再び桜島も噴火の可能性ありということで避難準備の警報が出ました。メインの目的地2箇所が数ヶ月の間に立ち入り禁止となりながらも無事に訪問することが出来たのは主催のT氏をはじめ参加者全員の思いがあってのことではないでしょうか。極度の雨男の私が参加しているのに両日とも好天に恵まれたのも同じく。
 お会いできた参加者の皆様、ゲストの皆様、主催のT氏、スタッフの有志の皆様お疲れ様でした。またこのような機会があればと切に願います。(来年は45周年だしロケ地オフ会とかでも企画しようかな。)

おまけ
放送話数順に紹介する拙ブログでは少し先の予定でしたがこちらが観測所内のシーン。現在は京大観測所は麓に移転していてここは普段は使われていないため観測設備もほとんど無く倉庫のように使われいた2階の一室である。劇中で木製だったサッシがアルミのものに変わっているが窓の前に当時外周を囲うように作られていた格子状の外装が見える事から同建物内だという事が判る。


情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。