2018年3月13日火曜日

奥山村

ショッカーの改造人間トレーニングキャンプとなっていた集落"奥山村"は三保ダム建設で丹沢湖に沈んだ三保村の大仏地区だと思われる。
集落の場所は下の地図中央あたり、三保郵便局の右のA.のあたり。なおB.は後述するが海蛇男決戦シーンが撮られたと思われる焼津堰堤。C.はエンディングのバイク走行シーンが撮られたと思われる道。

恐らく60年代末に撮られたと思われる航空写真から集落をアップにし劇中に映る建物にABCを振ってみた。
①村人を連れて脱出を試みるシーンとラストの村を出るシーン
②村に着いた本郷が見下ろす俯瞰のカット。矢印はカメラの向き。
③本郷が滝の手帳を拾う道
 別の航空写真
ほぼ満水時では当たり前だが完全に水中。この湖底に大仏集落がある。中央あたりに見えるのは三保郵便局。
ダムに沈んだ集落の情報が乏しくなかなか特定まで時間がかかったがここで間違い無いだろう。
なお決戦シーンの撮られた2段堰堤はこの集落のやや上流、現在は焼津ボート乗り場があるあたりにあった焼津堰堤だと思われる。(航空写真B.のあたり)
またエンディングで2人乗りで走っていくシーンは村人の見送るカットから場所が変わっていて恐らく三保郵便局の西(左)側。村人の男性の左肩あたりにわずかに左下がりの道が見えているが撮影位置と思われる三保郵便局あたりから旧永歳橋までかなり高低差があり当時は急な坂道だったようである。
いずれも特定には丹沢湖記念館に収蔵された元住民やカメラマンから寄せられたスナップが手がかりになった。
現地を訪れる機会があればぜひ見てもらいたい。(厚いアルバム4冊ほどにたくさんの写真が貼ってあるがダム建設で喪失したロケ地情報が満載である。)
ウェブにはあまり写真が見当たらないのでぜひデジタルアーカイブ化されることを希望する。ライダーをはじめとした東映特撮にはこの流域で撮られた映像が幾つかあるので合わせてみると貴重な資料となるのでは無いだろうか。
また、丹沢湖に関してはブラックバスが多く棲むようでここを訪れるバサー達のブログを見ていると情報を拾うことが出来る。特に2017年は神奈川の水不足のニュースも記憶に新しいが近年でも稀な渇水状態だったようで大仏集落の石垣や焼津堰堤あたりもかなり姿を見せていたようだ。
筆者もそのニュースを見つつ行かねばと思っていたがちょうど夏のコミケの原稿締め切り間際だった時期で訪問が叶わなかった。次に渇水が起きたならば直接拝みに訪れたいと思う。

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