2018年7月25日水曜日

弘法の松

大道寺の娘、珠美を拉致したドクガンダーとアリガバリの前に本郷が現れる。
ここは大道寺邸の外観が撮られた場所とは別で麻生区の弘法松公園横の宅地。撮影時は段状に整地された状態で周囲もまだまばらにしか住宅が建っていないが現在はご覧のように隙間無く建っている。

2018年7月24日火曜日

中央大学

炎上する研究所から辛うじて脱出した大道寺博士が車で走ってくるのは中央大学多摩キャンパスの正門坂。

通過するトンネルは中央大学の敷地内にある中大隧道。
博士が滝に助けを求めたのは同大学の駐車場入り口前あたり。
戦闘はそのまま現在は大学の駐車場があるあたりへ。
ハエ男がライダーキックにより転落、爆発する場所は現在プールになっている。あいにくプール建設の際に下段部分の擁壁が通路に作り変わっており消失、対比写真は左に少しずれて撮影している。

おばけマンション

コースアウトした本郷達を襲ったヘリを返り討ちにし逆にそのヘリで敵基地潜入を図る。
ヘリが着陸したアジトの廃墟はおなじみ鶴川にあったおばけマンション。
映画では空撮とヘリの着陸する屋上のみの登場なのでGoogleマップの航空写真との対比。
当ブログでは何度か書いているが解体された跡地はきつねくぼ緑地として公園として整備された。
映像では右端にマンションの直近にある鶴川6丁目団地6-9-12棟が見切れる。その先の土の空き地は鶴川第2中学校の校庭。しかし途中放棄された建設途中の建物に屋上ヘリポートなんてある訳も無く勝手にペンキで十字を描いて耐荷重なんて無視でヘリを下ろしてかなり無謀だと思われる。

2018年7月23日月曜日

東日本ロードレース選手権 谷戸

レースの混戦から頭一つ抜きに出た本郷と滝がショッカーの罠に落ちます。レースシーンは立正佼成会青梅錬成道場敷地内を東西に走る桜並木を道場のある東側から西へと順にカットが変わっていきます。(赤い矢印)
下の画像は桜並木の最西端にあるY字路部分です。ここで佼成会の敷地が終わり一般道になります。
先頭を走ってきた本郷達は戦闘員がコース指示を入れ替えたことにより本来のコースから外れてしまいます。
このカットではそれまで走ってきた道を逆に走ってきたことが判ります。*印は切り替えられたコース指示看板のあった擁壁の場所です。ここで本郷達は下の赤い矢印の方向へ走っていきます。後続のレーサー達は本来のコースである逆の右側、道場方向へ走っていきます。
本郷達を案じて追ってきた藤兵衛たちが車を停めたのはこの*印下あたり。トラックの先には造成中の空き地と杉林、さらには青梅の街並みが見えます。このコースが少し小高い場所にあるのがわかります。
コースを外れた本郷達はダートコースのような場所へ迷い込みます。ここは先ほどのY字路の西側に広がる窪地です。立正佼成会の道場が出来る以前の60年代の航空写真を見ても同じような様子で谷戸に沿って切り開かれている印象です。そのさらに西の青梅ゴルフ倶楽部の造成に関連したのかもしれません。
現在ここがどうなっているかというと後年植林が行われたようで下の画像のように雑木林になってしまいました。*印がY字路の場所です。
林に分け入って撮影されたアングルを探した事もありますが完全に木しか写っていない写真でまるで使い物になりませんでした。
本郷達を空爆するシーンでは低空で飛ぶヘリをやや俯瞰から撮影しているのですがヘリを2機チャーターして上空から撮ったとは考えにくく、またカメラのブレも無いことから山の高台からの撮影だと思われます。それほど高低差がある地形だったのだと思われます。そのカメラ位置を確認してみると…まるで見えません。
東西を回転していますが下の画像のような位置関係で撮影していたと思われます。*印がカメラ位置、矢印がカメラの向きです。映像では中央あたりに本郷達がいて後方の木立の間に映る田んぼの続く谷戸が確認出来ます。
高低差があるとはいえヘリ自体は相当低空に入っていると思います。これはカメラマンの川崎龍治氏がインタビューで語っていた自称特攻隊の生き残りというパイロットの操縦によるものだと思います。

本郷達がY字路から迷い込んだ先は擁壁こそ雰囲気を残しているもののやはり緑に埋もれています。
車を止めていたのがこの*印あたり。
仮面ライダーでこの窪地を使用している映像で確認出来ている一番古いものは53話より使用されている新1号オープニングでしょうか。このオープニングではレースシーンの撮られた桜並木も併せて使用されています。
ここで撮影された映像でもっとも印象に残るのが映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」ラストの連続爆破のシーンでしょう。民家から離れた森に囲まれた場所ゆえ出来たのでは無いでしょうか。

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自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。