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2018年5月26日土曜日

稲城市立病院

ショッカーに利用された挙句、細菌の被害にあった詐欺師の井川は病院に運ばれた。
この病院は稲城市大丸にある稲城市立病院。生憎当時の病棟は1998年にて建替えられていて、当時と今の病棟では建物一つ分くらい位置が西に移っているが現在の病棟で検証してみたいと思う。
細菌の血清が入った井川の上着を取りに焼却炉に向かう本郷。
本郷が出てきたのはおそらく当時の救急搬入口。現在も似た位置に存在する。
 焼却炉は病棟の西側にあったが、現在の病棟西側には立体駐車場が建つ。その駐車場の先、病院の敷地西側には広大な米軍多摩レクリエーションセンターが広がる。もともと同地を陸軍が多摩火薬製造所として使用していた事に由来するが稲城私立病院も同じく製造所に付随する病棟がそのルーツである。
一瞬だが焼却炉越しに北側を通る川崎街道を隔てた先にある送電鉄塔、南多摩水再生センター線No.2が映り込む。*駐車場の建物で見通せないので少し通りに寄って撮影した。
 ショッカーに始末されるが一命を取り留めた井川。
本郷の背後には時間外診療の入り口が見える。入り口のガラス扉にはファサードの柱、病院に出入りする人々が映り込む。

この55話では病院全体の映り込みが皆無でロケ地を絞りきれないでいたが時間外入り口の扉に映った柱、焼却炉越しに見えた高い位置にある鉄塔から辿り着くことが出来た。エピソード製作順からすると別の日程で撮られたのかもしれないが55話(製作No.58)と同じ山田稔監督が担当で近い時期に撮られた57話(製作No.53)では病院の外観に加え院内も撮影に使われている。


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