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2018年5月13日日曜日

長沢浄水場

金属をも燃やす液体燃料を研究する本郷の同僚沢田。
沢田の研究室があった城南大学の建物の外観はおなじみ長沢浄水場。
深夜に警備員が襲われる場所と翌朝沢田が襲われそうになった場所は本館西側。
 警備員の背後の街灯は道を隔てた隣の川崎市長沢浄水場の物だろうか。
沢田が車に乗り込むのは本館前東門辺り。
その車を追うべくバイク戦闘員が走っていくのは本館より東側、濾過場の前である。
敷地の外から望遠で捉えているのでかなり雰囲気違いますが…
以前は6月第1週の水道週間に合わせ一般公開が行われていたがなかなか時間の都合がつかず未だ未踏の地。今回の写真は敷地の外から極力アングルを合わせて撮っているがここに提示するには少し心苦しい写真ばかりだ。幸運にも公開に参加しリアルなアングルで撮影を行っているMGG氏のブログは撮影当時とあまり変わっていない浄水場施設の今を捉えている。

筆者も今年こそは、と思っていたところ東京オリンピックに伴う管理体制の強化との理由で都民のライフラインである浄水場の一般公開はオリンピック終了まで中止となってしまった。せっかく数年前に一般見学用通路の工事を下にも関わらずにだ。もっとも水道局のせいではないが。思えば私のような者が憧憬を抱く昭和の光景は先の東京オリンピックを契機に作られた風景だったとも言えるが国立競技場の建て替えに象徴するような東京の街のリセットが次の東京オリンピックを理由にますます進んでいくのだろう。時の政府と広告代理店の商業主義により東京の風景が壊れていくのを見るのは本当に忍びない。無計画とも見える次オリンピック、あちこちに歪みが出てきているのは明らかなのでこの際思いきって辞退するという大英断が下されないかと密かに願っている。

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