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2019年11月6日水曜日

湯川温泉

ホテルの番頭の案内でナオキとミツルを探しに行く藤兵衛たち
ここはホテル浦島とくじらの博物館の中ほどにあるゆかし潟と言う汽水湖の湖畔の道。周辺には湯川温泉という小さな湯治場があり、当時はそこそこ人気があったようだ。
右に見える古い瓦屋根の屋敷(おそらくこれも温泉宿)は解体され更地になっているが左側の石垣は当時のまま。
路肩にナオキたちの帽子が落ちているのを見つけるチョコ
 木立の隙間からゆかし潟の湖面が確認出来る。奥に見える大きな建物は湯川温泉でも大きくモダンな湯川楼。跡地は旅館時代の厨房を活かしたと言うカフェになっている。
この場所は当初水辺が映るのでホテル浦島近くの港周辺かと思って前回の探訪時にかなり歩き回って探していたが見つけられなかった。
今回、再訪にあたり探索エリアを広げてこの湯川温泉に至ったがここではこのシーンしか撮られておらず、わざわざこのカットの為だけに訪れたとは考えにくく、NGになった別シーンがあった等、何かしら理由があったと考えられる。
劇中、背後に映っていた瓦屋根の屋敷は撮影数年後には解体されてしまったようだが、そこに湧いていた温泉は今でも噴出し続けている。ゆかし潟の廃墟の湯として好事家が訪れているようだ。

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