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2018年6月25日月曜日

第5クールOP #2 茅ヶ崎

先述したように第5クールのオープニング映像には本編にないシチュエーションのロケ地が複数登場する。
今回検証するのは波打ち際を疾走するサイクロン号のシーン。同じ場所を往復するように2カット使用されている。
このシーンには砂浜とその先にある突堤しか映らない。第5クールで映像にあるような砂浜らしい砂浜のシチュエーションに心当たりは無いし、砂浜のみと問わず「海岸で撮影された」と枠を広げれば59話(荒崎海岸)、61話(行川〜御宿)、62話(荒崎海岸、本所港)、同クール後半まで含めると伊豆や真鶴など幾つかあるにはあるがいずれもオープニングに出てくるような場所が登場しないのだ。
 なんどもこのシーンの動画、キャプチャ画像を見返していると突堤と平行に低い山の稜線がある事に気付き、さらに見ていくと突堤の先あたりには連なった稜線に比べ盛り上がった山のような存在が確認出来る。*下の画像は少しコントラストを強めたものです。
第5クールで使われた海岸ロケ地周辺で「突堤」「稜線」その先の「山」と言う条件に合いそうな場所を順に探していくと。。

ありました。
現在の茅ヶ崎漁港海岸公園の辺り。第5クールではないがその少し前の第47話で登場した茅ヶ崎港の突堤、その先の鎌倉あたりの稜線、そして「山」に見えたのは江ノ島だったのでは?
47年の間に砂の流出による海岸線の変化、突堤の延長(当時より3倍以上伸びた)、潮の干満の時間帯で完全一致には至らないがうっすら映る江ノ島の影が一致しているように見えなくもない。心なしかオープニングの方には江ノ島灯台のような影も見えているような…
47話撮影時に新1号の衣装が用意されていればその時に撮れなくはないがそれでは時期が合わない。番組放送開始時のライダーの2つの衣装(マスクのA、B、鹿皮スーツと合皮スーツ等)の使いまわしたローテーションを調べた記事は過去に幾つかあるが新1号の衣装完成のタイミング、撮影日程を調べた記事*って見た記憶がない。マスクがリペイントされたのはいつなんだろうか。旧2号編オールアップの後に2号に使用してたマスク全部用意ドンで塗ったとは考えられないので旧2号編終盤で新1号のマスクは用意されていてオープニングの素材くらいは撮影も始まっていても不思議はないような気がしないでもないがはたして…
*仮面ライダー1971-1984によると新1号編の製作開始は72年1月の下旬との記載はある。

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