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2018年6月22日金曜日

三郎のアパート

辛うじて本郷たちにショッカーから救われた三郎はとぼとぼと自宅に帰る。
郵便受けにぼんやり番地が読めたことと路地を曲がってくる時の角にペプシの自販機が置かれた店のような作りの場所が確認出来た事で意外と早く見つかるのでは?と思ったが甘かった。
ヒントとなったのは影から見張るミミズ男の背後の映り込みだった。

結論から言うと既にタワーマンションが建ち跡形も現存していない。裏路地があった辺りはマンションのエントランスになっている。
 三郎を影から見張るミミズ男。後述するが背後に見えたスレート屋根の倉庫のような建物も既になくこちらもマンションが建っている。
 そこでGoogleストリートビューにマンションの建つ以前の2010年のデータが閲覧できるのでそちらで対比してみると…

三郎が歩いて行った路地が残っている!その路地の先に見える低層の集合住宅(勝どき農林住宅。地図には大蔵省公務員寮とも記載されていたので時期によっては管轄が違ったのかもしれない。)もこの時点では残っていた。なお、2010年には既に残っていなかったが角のペプシの自販機があったのは「江戸屋商店」。周囲には飲料メーカーの倉庫が多くあったそうでそこも酒屋か何かだったのかもしれない。
 こちらのカットはマンションは既に建っているものの劇中で確認出来るキュービクルのついた電柱が残っていた。現在は電線が埋設となり電柱が撤去されている。なお、ミミズ男が隠れていた建物は都営月島アパート2号棟の壁だった。
マンションの裏まで行くとミミズ男の背後に映っていた都営勝どき5丁目アパート7号棟は現存しているのが確認出来る。
なお、三郎が階段を上がっていったアパートは劇中に映った番地からすると勝どき5丁目3−15。当時の住宅地図には個人名で記載されていたので単なるアパートではなかったのかもしれない。

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