2014年2月19日水曜日

世田谷整圧所

ユリと子供たちがやってきたのは世田谷区粕谷にある東京ガス世田谷整圧所。
当時の噴水は残っているが映像でユリたちの立っている辺りに建物()が建ってしまっている為、建物とフェンスの間に入って撮影。映像や49年の航空写真を見ると、この噴水の区画は普通に立ち入れる敷地だったかもしれないですね。

2014年2月18日火曜日

尻手黒川道

新たな事件を察知し駆けつける一文字。
この道は14話以降登場している立花オートコーナーのロケ地のカー用品店前を通る尻手黒川道。
子供たちを連れて空手の稽古にやってきたユリ。
カー用品店オープン前の店舗での撮影か。
先ほどの一文字の進行方向。通りの向こうに2階建てのプレハブのような当時の建物が今も残っていた。

冒頭の若駒岳山中は流石に見当付きませんでした。

2014年2月17日月曜日

エンディング

ドクダリアンを倒し拉致されていた人たちは解放された。
結婚の報告に立花オートコーナーを訪れた小田切姉妹に喜びに沸くクラブを一人抜け出る一文字。
立花オートコーナー脇でバイクに載るカットは毎度登場の宮前区馬絹にあったカー洋品店裏。
一人バイクを走らせる一文字。
ここは27話エンディングと同じ宮前区役所前の通り。後方に見えるのは川崎インター横のスカイドエリング鷺沼。仮面ライダーXのエンディングなど頻繁にロケに使用されたマンションの一つ。劇中の映像は望遠レンズの圧縮効果のせいか実際に見るより大きく(近く)見えるがここで間違いないと思います。

菅馬場3丁目

捕まった滝と藤兵衛は一文字のいる山中に連れてこられた。
二人が連れてこられたのは多摩区菅馬場3丁目の造成地。
後方に映るのは寺尾台団地。背後には神社(?)のような建物が見えるが現在は存在しない。
ここからのドクダリアン決戦のシークエンスは切り立った崖に囲まれた造成地で場所の解明が難しいが一つだけこの場所を示す思わぬ落し物がある。
このカットの赤丸内の円錐の物体、これは帰ってきたウルトラマン第29話「次朗くん怪獣に乗る」に登場する無人宇宙ステーションNo.5のセットなのだ。下の郷と南がステーションNo.5を発見したシーンではセットと寺尾台団地の位置関係が覗われる。左上の赤丸内が先のカットで映っていた神社(?)の屋根と思われる。
下は寺尾台団地を走行中のマットビハイクルから見た造成地の方向。上の比較写真にも写る団地手前の道からなので丁度真逆に見ている事になる。赤丸が神社。白丸はステーションNo.5のセットがある方向。
撮影から3年後の昭和49年撮影の同所の航空写真。恐らく撮影時より造成が進んだと思われ具体的に判り難いが赤丸が滝が連行されるシーンの神社のあった辺り。この写真では既にそれらしき建物が無いように見える。その左の3棟の青い屋根は帰マン29話にも映る工事事務所のプレハブと思われる。
白丸の辺りがステーションNo.5のセットがあったドクダリアン決戦のロケが行なわれたエリアだと推察される。
現在の同所。白丸赤丸は上記と同じ場所。

考察:
ウルトラ関連のロケ地を紹介するサイト等ではここを周辺にあった東宝生田オープン撮影所(ウルトラマン第7話「バラージの青い石」にも流用された映画「奇巌城の冒険」のセット等で有名)の一部とされる記載も見られましたがこの区画は60年代前半の航空写真ではまだ雑木林だった事、地面や崖の法面が掘削されて間もないように草の生え方が少ない事などから後年に宅地開発で造成された区画ではないかと思います。その雑木林も含め生田オープンだったのかもしれませんが。ウルトラファイトあたりでは生田オープンのくくりも無くこの菅馬場3丁目一帯を使っているようにも見受けられます。いずれにしろ確証が無くあくまでも私の推測ですので何か情報をお持ちの方がいらっしゃればコメント頂けると幸いです。

同所では雑誌社の撮影会も行なわれたようで、特写でもウルトラ(セットだけど)とライダーのコラボのような写真も残っています。

2014年2月14日金曜日

向ヶ丘遊園#3 花のオランジェリー~シェイクスピアハーブガーデン

ドクダリアンのアジトを探る為、変装してやってきた一文字達。
ヒッピーやルンペン風のおかしな変装をした3人がいるのは前回紹介したのと同じ旧向ヶ丘遊園花のオランジェリー周辺。
再びアベックを襲い女を拉致するショッカー
悲鳴が聞こえてきたのは花のオランジェリーから階段を登ったシェイクスピアハーブガーデンというエリア(当時は違った名称かもしれません。)。この辺は雑草で荒れ放題で立ち入るのもやっとの状態。
潜入した一文字を待つ二人。
一部の階段を除き全て撤去されている為、その階段(幅の狭い3段の物)のみを頼りに位置を探るが草むらに囲まれた中での撮影で非常に判りくい。撮影後、データを確認してもファイルの中には延々と草だけの写真が。

2014年2月12日水曜日

向ヶ丘遊園#2 ボート池

ドクダリアンの強靭な鞭を使った攻撃に追い詰められ変身する一文字。
変身して着地した先は花のオランジェリー前のボート池にかかるあやめ橋の上。
この橋も遊園閉園後、花のオランジェリーなどと一緒に撤去されたようだ。コンクリートの基礎部分だけが橋の位置を示している。
ライダーの頭部辺りに見える丸い給水タンクは多摩区五所塚にあった川崎市水道局 長尾配水塔。
川崎市水道局 長尾配水塔
旧1号編のOPのジャンプシーンでも確認する事ができる。(白丸内)
ちなみにこのシーンはバイクが着地する際に左側に東名高速東京料金所の照明が映りこんでいる事などから向ヶ丘遊園とは配水塔を挟んで反対側、2話のバイクシーンを撮影の際に同じ宮前区神木1丁目辺りで撮られたものと推測できる。
同シーンの特写。左端が料金所の照明。
配水塔自体は2007年頃に解体されたようだ。

向ヶ丘遊園#1 花のオランジェリー

滝を拉致したショッカーを追って辿りついたのは向ヶ丘遊園内花のオランジェリー前。
実際に園内を走ってくるグロリア。この1連で車やバイクの後ろに見えるコンクリートの階段や壁が別の物に作り変わっていた。花のオランジェリー(温室)や噴水施設などの建造物は全て閉園後に解体されてしまっている。
段々になった地形に残るコンクリート階段のみが位置を証拠付ける。
冬場の早朝にむりやり劇中のアングルに合わせて撮影してるのでフレアやゴーストが入りまくって見難い写真になっておりますね。。

2014年2月3日月曜日

寺尾台二丁目

敦子の案内で怪しい花屋の様子を覗う一文字たち…
ここは生田スタジオから近い寺尾台団地の一角。3人の後に見える四角い窓のように見える給水塔が目印となる。
一文字たちの動きに気づいて戦闘員が襲撃する。
後ろのブロック擁壁が現存しているのが判る。左後方の○○センター(寺尾台ショッピングセンター)と読める看板の位置には現在もコープ神奈川寺尾台店が位置する。
一文字の走ってきた先には故藤子F不二雄先生のご自宅があった。さらにその先には藤子A先生のご自宅もある。
ショッカーの車が走っていった先にはヤモゲラスの回や2号編のOPなどに使われた寺尾第一公園がある。

情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。