2018年5月30日水曜日

豊海

埠頭で無言のままスーツケースの受け渡しをする強面の男たち。
ここは勝どきの豊海埠頭。

むじな池 #1

静かな沼で釣り糸を垂らす二人の男。
この沼は横浜市青葉区のこどもの国近く、寺家ふるさと村にあるむじな池だと思われる。寺家ふるさと村とは昔ながらの田んぼと里山が広がる谷戸を活かした緑地公園として整備された場所で敷地内に幾つかある池の一つ。周囲は柵や水量調整の水門こそ設けられたが当時の雰囲気は残っている。

コンクリート工場

滝は地獄大使に呼び出され恐谷にやって来た。
ここは28話にも登場した生コン工場。

都夫良野トンネル下

良子を救うためXアルファ液の書類を持って恐谷に向かった滝を追う本郷。
本郷が変身するのは東名高速下り大井松田IC先の左ルート、都夫良野トンネル出口側の下辺り。
劇中映像で右奥に見える高速関連と思しき建物は現存しているが成長した木に隠れて葉の落ちた冬場でも見通せない。
ここからは上記の場所から降った河内川沿いの道。
後方に見える橋は東名高速下り線。

2018年5月28日月曜日

旧尾長島橋

良子を拉致したショッカーを追ってきたライダー。
毒トカゲ男との初戦は山北の河内川にかかる吊り橋の周辺。吊り橋は第33話に登場したのと同じ場所。
47年経っても山の稜線、生えている木による山肌の色は変わらない。が、水平より下に弓なりに掛かる吊り橋とほぼ水平に掛かるコンクリート橋とでは川面からの高さが異なり、劇中とカメラ位置を合わせると橋が映り込まない。
旧吊り橋と現在のコンクリート製の橋。高さも違えばかかっている位置も若干違う。
河原沿いに見える今も残る玉石積み擁壁の上は広場のような場所になっていて何に使っていた物なのか国旗掲揚塔のようなポールも現存している。
ここは同じ橋の上でも先のカットとは逆方向、山市場集落が見える。
この場所は三保ダム建設と共に丹沢湖に沈んだもっと上流の場所だったと思っていただけに場所が特定出来た歓びも一入だった。

2018年5月26日土曜日

稲城市立病院

ショッカーに利用された挙句、細菌の被害にあった詐欺師の井川は病院に運ばれた。
この病院は稲城市大丸にある稲城市立病院。生憎当時の病棟は1998年にて建替えられていて、当時と今の病棟では建物一つ分くらい位置が西に移っているが現在の病棟で検証してみたいと思う。
細菌の血清が入った井川の上着を取りに焼却炉に向かう本郷。
本郷が出てきたのはおそらく当時の救急搬入口。現在も似た位置に存在する。
 焼却炉は病棟の西側にあったが、現在の病棟西側には立体駐車場が建つ。その駐車場の先、病院の敷地西側には広大な米軍多摩レクリエーションセンターが広がる。もともと同地を陸軍が多摩火薬製造所として使用していた事に由来するが稲城私立病院も同じく製造所に付随する病棟がそのルーツである。
一瞬だが焼却炉越しに北側を通る川崎街道を隔てた先にある送電鉄塔、南多摩水再生センター線No.2が映り込む。*駐車場の建物で見通せないので少し通りに寄って撮影した。
 ショッカーに始末されるが一命を取り留めた井川。
本郷の背後には時間外診療の入り口が見える。入り口のガラス扉にはファサードの柱、病院に出入りする人々が映り込む。

この55話では病院全体の映り込みが皆無でロケ地を絞りきれないでいたが時間外入り口の扉に映った柱、焼却炉越しに見えた高い位置にある鉄塔から辿り着くことが出来た。エピソード製作順からすると別の日程で撮られたのかもしれないが55話(製作No.58)と同じ山田稔監督が担当で近い時期に撮られた57話(製作No.53)では病院の外観に加え院内も撮影に使われている。


太田黒科学研究所 #2

太田黒博士を襲うショッカー。間髪間に合った本郷達だったが再び良子を拉致されてしまう。
冒頭のシーン同様、明治製菓の寮が使用されている。

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自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。