2021年6月9日水曜日

新宿駅

ラッシュ時の新宿駅に雷を落とすという作戦を首領に語るブラック将軍
映し出されたラッシュの映像は新宿駅8番線(第6ホーム)の山手線。現在では乗り入れる路線も増え番数が変更されているが山手線の乗り入れる場所自体は替わっておらず現在の14番線(2021年現在)。階段の位置も替わっていないだろうが具体的な場所を特定出来なかったので柱と階段手摺りのタイミングの合った位置で検証。
ライダー隊本部で拉致された藤兵衛たちが新宿に移送された際に新宿駅のイメージとして再び山手線ホームが映る。この際に映るのは進行方向と陽の当たり方から冒頭と同じ8番線側から映した外回りの9番線だと思われる。
続いて映し出された改札は京王線の京王西口改札。
いずれもこのエピソード用に撮影された物かは不明、他作品からの流用、もしくはライブラリーフィルム、ニュース映像の類かもしれない。
出典:仮面ライダー 第82話「怪人クラゲウルフ  恐怖のラッシュアワー」毎日放送/東映 1972年10月21日放送

新宿駅東口

藤兵衛が旧友の中村と待ち合わせしたのは新宿駅東口。東口の正面玄関ともいえる新宿ステーションビル(当時)の入り口前。改装され名称をマイシティ(1978年から2006年3月まで)、ルミネエストと替えながら現役の駅ビルである。
偽の呼び出しアナウンスに騙される中村
中村の上がってきた階段は新宿ステーションビル東側にある東口広場の地下駐車場入り口だと思われる。現存しているものの現在では非常口か搬入用としてしか利用されておらず、部分改修を受けているため詳細が確認出来ず…
怪人に憑依される中村
車を停めて待っていた藤兵衛
藤兵衛の背後のビルには蟹の立体看板が2つ映り込むが現在よく知られるかに道楽のズワイガニではなく毛蟹のようだ(かに道楽の関東進出は1974年)。
笑顔でやってきた中村だが既にクラゲウルフに憑依されている。
出典:仮面ライダー 第82話「怪人クラゲウルフ 恐怖のラッシュアワー」毎日放送/東映 1972年10月21日放送

2021年6月6日日曜日

三頭橋 奥多摩湖

ショッカーに囚われ強制的に協力させられていた科学者たちに解放すると偽りサソリトカゲスの酸欠ガスの人体実験に使おうとする…
ゲルショッカーのバスが走っていたのは奥多摩湖湖畔。
バスが渡っているのは奥多摩湖西側の小菅川にかかる三頭(さんとう)橋(1970年完成)。
峰博士が隠れていたのは実際の三頭橋の袂。
出典:仮面ライダー 第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」毎日放送/東映 1972年10月14日放送

深山橋 奥多摩湖

サソリトカゲスを倒し峰博士を救った本郷
本郷が走っていたのは奥多摩湖にかかる深山(みやま)橋。街路灯や欄干がレトロ調の物に替えられているが基本的な鉄骨アーチは当時のまま。
出典:仮面ライダー 第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」毎日放送/東映 1972年10月14日放送

2021年6月5日土曜日

峰病院

ショッカーに囚われ強制的に協力させられていた科学者峰は処刑されそうになった既のところで脱走、妻の病院に辿り着くが…
峰病院の外観として使われたのは町田市図師町にあるよしの病院。現在も施設が大きくなって同じ場所に存在する。
峰の妻を追おうとするサソリトカゲスを阻止する本郷
サソリトカゲスが振り向いた先の本郷が立っているのは峰病院の前ではなく八王子の中央大学の駐車場。恐らくスケジュールの都合か藤岡氏は峰病院ロケ地には行っていないのだろう。変身後の戦闘は稲城の土砂採取現場、通称"三栄土木"に移る。
三栄土木の高台から北側の府中方向を望む。
背後の大きな崖は10年ほど前まで原型を留めていたが再開発により消失してしまった。
このエピソードでショッカー科学者役で出演したささきいさお氏は40年後に製作された『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(2011)』で同じくショッカー科学者(パラレルな設定で少年ライダー隊のナオキの成長した姿ではあるが)として出演されている。
出典:仮面ライダー 第81話「仮面ライダーは二度死ぬ!!」毎日放送/東映 1972年10月14日放送

2021年5月30日日曜日

仮面ライダー初戦闘シーン考察

仮面ライダー第1話のメインロケ地である小河内ダムでは天候不順、造形物制作の遅れもあり予定のカット数を撮りきれず後日追加撮影が行われた事が史料から判明している。当ブログでもその一つである蜘蛛男との決戦シーンが多摩川の二ヶ領上河原堰堤で撮られている事を紹介している。
その決戦シーンと同日に行われたライダー初登場から蜘蛛男初戦も生田スタジオ近辺で撮られていたが具体的な場所に関する傍証は得られないままだった。
初登場のファーストカット自体は小河内ダムの湖畔なのだがそれに続く造成地のような場所での戦闘シーンは殆ど周囲が映らず特定が難しいのだ。
先日、別件の調べ物をしていて第1話を見直していてふと気づく事があったので検証してみよう。
ライダー登場前、アジトを脱走した本郷と緑川博士が蜘蛛男に捕らえられ戦闘員に運ばれるシーンを見てもらいたい。博士を運ぶ戦闘員と手前に立っている赤戦闘員の足元はむき出しなった茶色い土だが背後の土手の部分は白い砂の地層が見て取れる。
カットが切り替わり赤戦闘員と蜘蛛男の背後の土手は茶色い土、土手の上は草が生え空が見えるほどの抜けがある。
実はこれとよく似た場所を既に紹介している。一文字ライダー初の変身ポーズをとった場所がそれだ。
その場所には緑川博士が担がれるシーンとよく似た茶色い土の土手の斜面の一部に白い砂の地層が見てとれる。また、土手に向かって右後方には戦闘員の背後のような草の生えた傾斜がある。
左が第1話、右が14話
傾斜を投げられる戦闘員の向こうには柵は建築資材置き場に見られるような仮囲いのような物だろうか。
アングルは異なるがこの場所を少し引いた方向から捉えた映像がこちら、仮面ライダー第29話。砂地と茶色い土の層の土手の脇に鉄板の仮囲いに覆われた場所があるのが確認出来る。
仮面ライダー第5話では土と砂の土手の全景が確認出来る。これを見ると1話の緑川博士が運ばれるシーンで土手の後方に背の高い木が生えていたのと一致する。
土の傾斜の下の平坦になった場所が土手の上と異なり背の低い草に覆われているように見えるが1話の件のシーンで土手を駆け下りたカットでも同様だ。
また5話の本郷のトレーニングシーンでは先の塀も一瞬確認出来る。
偶然一致している、と考えられなくもないがクランクインからしばらくの当時の生田スタジオ作品のロケ地のレパートリーからすると否定する事も出来ないのは事実…
これらを踏まえ現地で対比するとこのようになる。
緑川博士の後方、砂と土の地層の先に背の高い木々。
掘削で露出した土手の上に草の生えた傾斜
草の生えた平坦な土地の先に土の傾斜
転がり落ちる土手の先に仮囲い
平坦な場所から見上げた土手の上
土手から見下ろした草の生えた平坦な場所
以上、これらの事から現時点で筆者の推測ではライダー初戦闘シーンは一文字ライダーが初めて変身ポーズを取った場所と同じだと考える。
もちろんあくまでも推測の一つで別の場所という可能性もあるだろう。異論などあればぜひコメント欄にお寄せいただきたい。
出典:仮面ライダー 第1話「怪奇 蜘蛛男」毎日放送/東映 1971年4月3日放送


情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。