ラベル 第71話「怪人アブゴメス 六甲山大ついせき!」 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2023年4月19日水曜日

聖ケ丘

入院したキャシーを狙撃したショッカーの車を追うライダー
チェイスシーンの砂利道は多摩市聖ケ丘にあったニュータウン開発作業用のダンプなどの通り道。現在の馬引沢南公園の西側辺りにその道はあった。
この道は長らく六甲ロケの際に現地で撮影されたと思い込んでいた。ところがある日たまたま観ていたワイルド7第4話冒頭でよく似た道で撮影していることを発見、ただ具体的な場所を絞れないでいた。別件で眺めていた秋田書店刊「仮面ライダー冒険王(私も協力しています!)」にこのシーンのオフショットが乗っている事に気づき、よく見れば後方の丘の上に多摩市と多摩市と稲城市の市境にある連光寺給水所が映っていた。それを元にワイルド7を見直すと確かに都営諏訪団地の映り込みもあり具体的な場所が絞れた。

ワイルド7第4話。砂利道と脇の土手の雰囲気がよく似ている。
「仮面ライダー冒険王」より。ライダーの左側が連光寺給水所。現在給水塔は2基だがこの当時は1基しか無かった。右側の黒い物体は当時丘の上の給水所近くにあった無給電反射板。通称アパッチ砦で有名な聖ケ丘の造成地はV3以降徐々に使用頻度が上がるがこのエピソードが実質のシリーズ初使用と言えるだろう。
出典:仮面ライダー 第71話「怪人アブゴメス 六甲大ついせき!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年月日放送

2022年7月19日火曜日

六甲有馬ロープウェー

ショッカーの一員になるよう強要される木原博士(本郷の扮装)。拉致されてロープウェーに乗せられるが…
このロープウェーのシークエンスは以前にも掲載したが後日撮り足した画像も加え改めて解説。六甲有馬ロープウェーの現在は廃線になった表六甲線の天狗岩駅から六甲山上駅の間で撮影されていて、カットによって進行方向が異なるので少なくとも2往復程度かけて撮影しているのではないかと思われる。なお、検証の為に2年前に撮影した画像は当然ながら廃線後なので全て地上から近似値を探して撮っている為、アングルの合わせ方が甘いのは予めご理解頂きたい。
木原博士を脅迫するアブゴメス
このカットでは天狗岩駅から有馬山上駅方向に進んでいる。先の山頂に見える建物が駅舎。
カットが切り替わって博士に迫っているシーン。ここは六甲山上駅を出発して直ぐ、先のカットとは逆方向に進んでいる。

アブゴメスが正体を表した辺りで再び進行方向が入れ替わっており、天狗岩駅と六甲山上駅の間にある支柱(天狗岩のある尾根に建っている)を通過しているのを確認出来る。
2人の格闘の途中でも進行方向が反転しているカットがあるので撮りながら一旦折り返すなどしていると思われ、中で格闘している時とぶら下がるカットでは進む方向が異なっている。



2020年3月30日月曜日

白水峡

アブゴメス決戦の蓬莱峡のシーンは半分以上が2kmほど離れたこちらの白水峡で撮られている。蓬莱峡と少し岩質が異なり白っぽい表面が特徴。こちらも蓬莱峡同様、崩壊が進んでおり劇中に見られる堰堤も崩壊してしまっている。
 藤兵衛たちが捉えられた岩の突端は当時に比べ削れて尖ってしまっている。
 2つ連なった砂防堰堤の手前側は半壊してしまっている。
ライダーの背後の松が細っそりと枯れてしまいながらも残っている。
 先ほど映った2連堰堤の袂が映っている。
 かなり崩れて形が変わってしまっているのが分かるだろうか。ザラザラとした岩の表面に崩れた砂利が乗っているので斜面を歩くと滑って歩きにくい。
ライダーニーブロックを受け絶命するアブゴメス
撮影位置を見誤って角度がずれてしまっているが背後の山の崩壊が著しいのが分かる。また手前にあった堰堤は崩れたのか埋まったのか定かではないがほぼ残っていない。

蓬莱峡

ショッカーのミニターに映し出される中継アンテナになるという蓬莱峡の針のような岩
劇中、実名で登場する有馬温泉近くにある蓬莱峡はその独特の景観から黒澤明の「隠し砦の三悪人」のロケに使われたこともあるそうだ。
奇岩連なるこの岩場でもよく目立ったこの岩は「関西の岩場」(白山書房/1985年)と言うフリークライミングのガイドブックでは「ニードル」と呼ばれていたそうだ。"そうだ"と書いたのは対比の画像を見ていただくと分かるが先端がかなり崩れて消失している。この岩に限らずこの岩場全体が崩落している印象。対比の画像は木が生い茂って劇中と同じアングルで撮影出来ず見通せる場所から撮ったのでかなり稜線が違って見えるのはご容赦願いたい。
荒涼とした岩場に連れてこられた岩本博士
岩本博士が立っていたのは山の中のガレ場のようにも見えるが蓬莱峡の中を流れる太多田川の河川敷。同じ位置からはまるで見通せないので右端に見える堰堤の先の広場で撮影した。
下流側のカットは実際の場所(若干藪を避けているが)。すぐ先は少し高低差のある堰堤になっている。
藤兵衛たちが囚われているカットからこのシークエンスのもう一つのロケ地、蓬莱峡から2kmほど離れた白水峡へ移るが岩本博士奪還の絡みはそのままこの河川敷。決戦でライダーとアブゴメスの絡みは実に1カットだけ巧みに両方の場所が使われている。似たような砂防堰堤が存在し、観ていても場所が切り替わったのに気づかないほどだ。
ライダーが蓬莱峡にいるのはこのカットのみ。現在は改修されたのか堰堤の様子が異なるが冒頭の引きのカットに同じ堰堤が映っているのが確認出来る。
後記:10年ほど前、この場所を探しに一人で蓬莱峡へ入山したことがあった。その時は完全にルートを見誤りこの場所を見つけられないまま、遭難しそうになりながらも蓬莱峡の裏まで踏破してしまった。その頃は意識していなかったが、ロケ隊がこのような場所に入る時は女優や子役、年配の俳優がいたり撮影そのものの手間を考慮してか険しい山の奥まで入ることは稀で、基本的には車を着けてすぐの場所で撮影する傾向があるように思える。ここも御多分に洩れず駐車場からほんの数分の場所を効果的に使って山深い険しい山のように見せる事に成功している。とはいえ半世紀近い月日が経ちすっかり藪に埋もれていたので同じアングルを求めるのは難しい場所も少なからずあったが。

2019年11月17日日曜日

六甲有馬ロープウェイ #2

ロープウェイ内で人間態のアブゴメス(佐藤京一)が木原博士に扮した本郷に迫るシーンは六甲有馬ロープウェイの表六甲線の表六甲駅を出て直ぐ辺りで撮られている。傾斜の急な索道、背後に映る道路の擁壁は六甲天覧台から数十m進んだ辺りだろう。
カットが替わって滝と本物の木原博士が乗ったゴンドラが前から来るアングルは山並みから先とは進行方向が逆に乗りかえているのが分かる。
アブゴメスが正体を表す辺りで天狗岩〜表六甲駅間にある支柱を通過する。路線が廃止になってる今では同じアングルで見ることが不可能なので天狗岩駅側、180度逆からの撮影してみた。
あの有名な本郷がゴンドラから宙吊りになるシーンは六甲有馬ロープウェイの表六甲線、天狗岩駅から表六甲駅に向かう途中で撮られていた。現在は廃墟となっている天狗岩駅には本郷がぶら下がった物からは代替わりしているだろうが最後に就航していたであろう「あじさい号」が駐機したままになっている。

情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。