2020年3月31日火曜日

森浦湾

勝浦の温泉に向かう少年ライダー隊一行
バスが走っているのは和歌山の太地町、森浦湾沿いの梶取崎線。道は倍ほどに拡張されている。
バスの進行方向のカーブは道の拡張とともに山自体が削られている。当時は親子クジラの像が設置されているあたりまで山が迫っていた。
車中のシーンは基本的に同じ梶取崎線なのだが500mほど西を同方向に走っている。実際の道の状況でいえば車内のシーン→湾内を走るバスのシーンの順になる。対比写真は撮影位置を誤りバスの走行位置と同じ辺りで撮影してしまった。

2020年3月30日月曜日

白水峡

アブゴメス決戦の蓬莱峡のシーンは半分以上が2kmほど離れたこちらの白水峡で撮られている。蓬莱峡と少し岩質が異なり白っぽい表面が特徴。こちらも蓬莱峡同様、崩壊が進んでおり劇中に見られる堰堤も崩壊してしまっている。
 藤兵衛たちが捉えられた岩の突端は当時に比べ削れて尖ってしまっている。
 2つ連なった砂防堰堤の手前側は半壊してしまっている。
ライダーの背後の松が細っそりと枯れてしまいながらも残っている。
 先ほど映った2連堰堤の袂が映っている。
 かなり崩れて形が変わってしまっているのが分かるだろうか。ザラザラとした岩の表面に崩れた砂利が乗っているので斜面を歩くと滑って歩きにくい。
ライダーニーブロックを受け絶命するアブゴメス
撮影位置を見誤って角度がずれてしまっているが背後の山の崩壊が著しいのが分かる。また手前にあった堰堤は崩れたのか埋まったのか定かではないがほぼ残っていない。

蓬莱峡

ショッカーのミニターに映し出される中継アンテナになるという蓬莱峡の針のような岩
劇中、実名で登場する有馬温泉近くにある蓬莱峡はその独特の景観から黒澤明の「隠し砦の三悪人」のロケに使われたこともあるそうだ。
奇岩連なるこの岩場でもよく目立ったこの岩は「関西の岩場」(白山書房/1985年)と言うフリークライミングのガイドブックでは「ニードル」と呼ばれていたそうだ。"そうだ"と書いたのは対比の画像を見ていただくと分かるが先端がかなり崩れて消失している。この岩に限らずこの岩場全体が崩落している印象。対比の画像は木が生い茂って劇中と同じアングルで撮影出来ず見通せる場所から撮ったのでかなり稜線が違って見えるのはご容赦願いたい。
荒涼とした岩場に連れてこられた岩本博士
岩本博士が立っていたのは山の中のガレ場のようにも見えるが蓬莱峡の中を流れる太多田川の河川敷。同じ位置からはまるで見通せないので右端に見える堰堤の先の広場で撮影した。
下流側のカットは実際の場所(若干藪を避けているが)。すぐ先は少し高低差のある堰堤になっている。
藤兵衛たちが囚われているカットからこのシークエンスのもう一つのロケ地、蓬莱峡から2kmほど離れた白水峡へ移るが岩本博士奪還の絡みはそのままこの河川敷。決戦でライダーとアブゴメスの絡みは実に1カットだけ巧みに両方の場所が使われている。似たような砂防堰堤が存在し、観ていても場所が切り替わったのに気づかないほどだ。
ライダーが蓬莱峡にいるのはこのカットのみ。現在は改修されたのか堰堤の様子が異なるが冒頭の引きのカットに同じ堰堤が映っているのが確認出来る。
後記:10年ほど前、この場所を探しに一人で蓬莱峡へ入山したことがあった。その時は完全にルートを見誤りこの場所を見つけられないまま、遭難しそうになりながらも蓬莱峡の裏まで踏破してしまった。その頃は意識していなかったが、ロケ隊がこのような場所に入る時は女優や子役、年配の俳優がいたり撮影そのものの手間を考慮してか険しい山の奥まで入ることは稀で、基本的には車を着けてすぐの場所で撮影する傾向があるように思える。ここも御多分に洩れず駐車場からほんの数分の場所を効果的に使って山深い険しい山のように見せる事に成功している。とはいえ半世紀近い月日が経ちすっかり藪に埋もれていたので同じアングルを求めるのは難しい場所も少なからずあったが。

2020年3月29日日曜日

大丸頭首工

エレキボタル決戦の一部は東京稲城市を流れる多摩川の大丸頭首工が使われている。これは農業用水の取水のために川の水流を抑制するためのもので仮面ライダーではシリーズ初期から使われる場所だが川岸での撮影だったがこの回を機に川の中央辺りを使用するようになった。堰自体は何度かの改修を受けてはいるものの基本構造は変わらない。今回、意を決して長靴を履いて撮影に使われたエリアまで行ってみた。堰の上では水位的には脛ほども無く、歩くことは可能で時折釣り人が歩いているのを見たことがあったからだ。しかし、時期によって違いはあるかもしれないが水流はかなり激しく、意識して歩かないと水苔に足を取られそうになるほどで殺陣をこなしたアクターはもちろんカメラマンの苦労が偲ばれる。

鳶尾山 #4

死神博士に呼び出され罠と分かりながらも藤兵衛救出に向かう本郷たち
引き続きここも鳶尾山の採石場。車が走って行ったのは90年代に野球場として使われた部分でカメラ位置は今も一部が残るバックネット裏あたりから撮っている。対比の画像にもネットが映るようにしてみた。
死神博士が立っているのは野球場より1段高くなった場所でイカデビル初戦の場所の近く。
 対比画像にネットと支柱が映るのが分かるだろうか。
姿の見えなかった本郷が死神博士の前に登場。死神博士は正体を現す。
イカデビルの背後にはうっすらと丹沢山塊が確認出来る。
 イカデビルの奥に野球場の一段低くなった区画とサイクロンが走った斜面の道が確認出来る。
イカデビルの触手に獲らわるライダー
崖の遠く先に見える工場群はこの場所を特定する一つの鍵となった工業団地は、戦時中の陸軍の中津飛行場跡に60年代後半から作られた内陸工業団地だった。
 ライダーきりもみシュートを受けて崖から転落、爆発するイカデビル

鳶尾山 #3

ライダーキックを子供が真似るといかに危ないかナオキたちに諭すライダーと滝
当時、子供がライダーごっこで負傷するという事象が相次いだ社会問題に本編の中で啓蒙すると言う作品の影響力をうかがわせる貴重なシーンと言えるだろう。
撮影は68話メインロケ地言える鳶尾山の採石場。採石場の中でも広く平坦になった部分で90年代に短期間野球場として利用されていた。周囲にはネットの支柱やベンチなどがまばらに残っている。また、グランド整備のために土を入れたようで掘削により出た湧き水と相まって湿地帯のようになった部分もあった。
 この少し左にベンチ跡がある。

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自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。