ナオキが蛍のオバケを見たという多摩川の第3水門へ向かう本郷と滝
劇中で「第3水門」と呼ばれていたのは稲城市大丸の大丸頭首工。頭首工の堰全体は改修を受けつつ原型を止めているが三沢用水への取水施設周辺が2010年頃に大幅な改修を受けすっかり様子が変わってしまった。特に本郷と滝が会話をしていた小型の門型になった可動堰部分が無くなった。
この本郷が手を掛けている階段から先が既に存在しない。
改修前の門型部分があった頃に撮った写真にアングルの合うものがあった。この時点でもう少し撮影しておくべきだったと悔やまれる。
何かを見つけて土手を降りる本郷たち
2人の後方に見える擁壁の足元の段差が今も確認出来る。ここも整備され同じカメラ位置ではフェンスで見通せなかったので近づいて撮影している。
後方の三沢川の水門が無くなった(構造が変わって堰寄りに移設された)。
後記:この辺りも2019年の大型台風の爪痕がまだ激しく残っている。土手のブロックが崩れていたり、上流側では生態系保全のために立ち入り禁止にして残されていた川原の土手がごっそり消失していた。瓦礫が撤去されて護岸が元に戻るには数年かかるんじゃないだろうか。
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