2010年11月29日月曜日

寺尾台第一公園周辺

デンジャーライトを手に入れ、人体実験を繰り返すヤモゲラス。
ヤモゲラスの座っているコンクリート製の滑り台は寺尾台第一公園である。第7話エンディングで本郷が子犬を拾う墓地のすぐ横である。
ルリ子が白川邸に近づくヤモゲラスを追うシーンにも公園内が使われている。

バイクにまたがるルリ子のバックに団地の給水塔が見える。走行シーン自体はトラックの荷台での演技なのか周囲の建物が映りこまないが、団地へ向かう広い通りでの撮影。
さらわれた白川を追うルリ子。
公園前の定番の墓地へ下る道での撮影だが当時は歩道が無く道がかなり広い。
本郷が白川博士の妹をさらったショッカーを追うシーンにも6話のライブフィルムより公園横の道を使用。

2010年11月27日土曜日

寺尾台 白川博士邸

劇中で白川博士の邸宅として使われた個人宅は当時そのままの佇まいで現存している。

2010年11月23日火曜日

宮前区神木付近

並走する本郷とルリ子のバイク。
白川博士の車が怪しいバイクチームに襲われるがライダーにより事なきを得る。
藤岡氏事故後のスタントインによる撮影の為か二人とも本人よりかなり大柄ですが…
ここは第2話でもレースシーンで使われた川崎市宮前区役所近くの区画整理が終わった頃の場所。
時折ここのランドマーク敵に移りこむ送電鉄塔も今や住宅に埋もれ、存在を確認するのがやっとの状態。

2010年11月18日木曜日

二ヶ領堰堤

ヤモゲラスの人間を繭のように固めてしまう特殊能力の犠牲となったボクサーを川の中へ投げ込んでしまう。
ここは第1話にて蜘蛛男との決戦場となった生田スタジオから程近い多摩川の二ヶ領堰堤。土手は幾度と無く補修工事を受けているが堰堤自体は写真でも判るようにほぼそのまま残っている。
ヤモゲラスのテストを監視する戦闘員達。
戦闘員の背後に映る橋は二ヶ領用水上河原取水口側にかかる布田橋。

2010年11月17日水曜日

トミナガオートランド

シーンは唐突に空き地でボクシングと思しきトレーニング中の大野剣友会の二人、高橋一俊、大杉雄太郎両氏が。
ここは何度も登場している稲城市坂浜トミナガオートランド。同一の場所を何度も登場させるのはエピソードによってアングルが異なったり、当時の風景の遍歴が判ろうというもの。

2010年11月15日月曜日

寺尾台団地 管理事務所

白川博士の研究所、白川光学研究所の外観は寺尾台団地内にある「寺尾台団地住宅組合 管理事務所集会所」という建物。

2010年11月9日火曜日

南多摩最終処理場

ヤモゲラスの能力を試すショッカー
ヤモゲラスが登る煙突は稲城市大丸の現在ゴミ焼却施設のある場所なのだが、当時はまだ浄水場の敷地の一部でそこで出たゴミを処理する為のものだったらしい。
現在その場所は同じ位置に煙突はあるものの規模が桁違いで大きな焼却施設が建っている。

2010年11月6日土曜日

稲城病院 第11話「吸血怪人ゲバコンドル」

ゲバコンドルに襲われ滝の妻が入院する病院。
静止画のような1カットだけ登場する建物は劇中では「稲城中央病院」とあるが恐らく撮影用の看板で本来は稲城市立稲城病院。
元々戦時中に軍の病棟だった物を戦後、稲城市が市立病院として利用を始めたもの。
劇中にある建物は数年前に建替えられ、横の敷地に新しい病棟が完成。
当時の建物だった場所は駐車場になった。建物前にあった植木数本だけがそのまま同じ場所に残った。
第57話「土ぐも男ドクモンド」でショッカーに狙われる病院として再び登場している。このエピソードでは院内でも撮影が行われたようだ。

病院史より当時の病棟






















稲城市図書館所蔵


2010年11月5日金曜日

京王線稲城駅 第11話「吸血怪人ゲバコンドル」

サイドカー付きのバイクで新婚旅行に出る滝。
造成中のあぜ道のように見えるが実はここは線路敷設前の京王線の路線上である。
かろうじてブロック擁壁に面影を見ることが出来る以外はかなり雰囲気が変わっている。
次の襲撃を受けるカットには駅隣にある常楽寺(かまきり男のアジトで使用)のお堂の屋根などが映りこむので場所が判別出来るのである。
今も当時と変わらず稲城の名産梨の栽培が行われている。恐らく同じ農家だろう。しかし40年間の稲城市の発展がよくわかる俯瞰ショットである。
滝の後ろの屋根が常楽寺。現在は線路の反対側の土手の上からしか見れないので逆に境内がよく見える。

2010年11月4日木曜日

戸山教会 第11話「吸血怪人ゲバコンドル」

ショッカーが罠を張る雑木林の中の怪しい教会。
ここはこの頃のライダーロケ地でも珍しく都心の新宿区戸山の戸山公園という早稲田から程近い場所にある教会である。
立地のわりに静かな公園で、園中にいると山の手線の内側にいるとは思えないような場所だった。
建物下部の石積みの部分は戦時中に陸軍が会議室として利用していた建物らしく、随分雰囲気がある。上の教会は後に増築された物らしい。

2010年11月3日水曜日

坂浜 トミナガオートランド跡 第11話「吸血怪人ゲバコンドル」

藤岡氏の事故で撮影が中断されたスタッフは緊急に作品存続の手段を模索する。
平山プロデューサーは撮影済みの藤岡氏のライブフィルムと藤岡氏抜きのカットを切り張りすることで製作可能なプロットを何本か仕上げ撮影を続けた。
その1本目がこの11話で藤兵衛たちアミーゴの面々と新キャラクター滝和也がメインとなる。

ストーリー冒頭のバイクトレーニングを行う本郷。
もちろんこのシーンもバイクスタントの大橋氏が代役を務めている。
場所はトミナガオートランドと呼ばれた稲城市坂浜に存在したダートコース。
現在は日本大学のラグビー場になっている。
後方に見えるのは稲城第二中学。第5話で同じようにバイクシーンが撮られた場所。
撮影のあったグラウンドは激変しているが、その向こう側はあまり当時と変わりない。
当時の映像や写真を見るとこの場所はなだらかな丘のようになっているのだが、グラウンドにする為にかなり削り取られたようだ。

鶴川街道~事故現場~第10話「よみがえるコブラ男」

鶴川団地方面から鶴川街道に出るT字路。
オートバイ走行シーンの撮影中。カーブを大きく廻った車体は電柱を支えるワイヤーと接触し、バイクに乗った藤岡氏ごと転倒し撮影中断を余儀なくされた。
不謹慎な言い方だがこの事故による藤岡氏の大怪我が無ければ仮面ライダー2号も登場しなかったかもしれないし、続編が作られることは無かったかもしれない。
平成の今、ウルトラシリーズとともに続編が作られ続け、現役の子供はもとよりそれを観て育った我々のような大人をも魅了するサーガになるとはこの時点では誰も予想だにしなかっただろう。
先日、この事故後初めて現場を訪れる藤岡氏がテレビ番組で放送されたそうだ。
(この近くには多くの仮面ライダーロケ地が存在するので藤岡氏も事故後何度も通ってはいると思うけど)
1枚目のカットから少し引いたアングル。走ってきた坂道と街道との交差、接触したワイヤーの位置関係が判るだろうか。
藤岡氏は上の写真左手の坂道から下り、手前の歩道側にあったカメラの前を大きくバンクして走り抜けようとしたところ道路脇にあった電柱のワイヤーに接触した物と思われる。 
下の写真は本来走り抜けていくはずだった街道の進行方向である。
添付したグーグルのマップで周囲の状況が見れると思いますので確認してみてください。
鶴川街道沿い。鶴川団地T字路に現存する電柱のワイヤー。

2010年11月1日月曜日

波長音波メーター 第6話「死神カメレオン」 

ナチスの鉄箱を開けるためハインリッヒ博士が取り出した秘密の道具「波長音波メーター」。どんな仕組みになっているかは判りませんが、残念ながら戦後26年経ち、ナチスの科学の粋もいとも簡単に解明されてしまいます。なぜなら本体が”HINODE”(日の出?)というメーカーの鉱石ラジオだからか!?
という訳で(?)ロケ地ではありませんが撮影小道具の元ネタということで当時の何かのおまけか?というくらいチープな鉱石ラジオでした。
こちらが劇中映像。黒く塗ってハーケンクロイツとパイロットランプを取り付ければ君もナチスの秘密の道具を手に出来るぞ!(って元のラジオがなかなかありませんがw)
情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。