ラベル 第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2018年8月7日火曜日

シルスバゼリア

ショッカーを追ってヨーロッパを転戦していた本郷猛は2人の助手と共にスイスアルプスで新年の鐘を聴いていた。
劇中で具体的な村の名前が出ることはないが映し出された教会はスイスサンモリッツ近くシルス湖のほとりのシルスバゼリア村にあるサンルレンチ教会。どこかから流用されたこの教会の写真を巧みに使用してストーリーを脚色しているのだが具体的な場所が判るとなると現状を確認せざるをえないと考えるのはロケ地マニアの性。というわけで先日現地に行ってみた。
サンルレンチ教会
劇中で教会の隣に映る白っぽい建物はホテルチェサグリシャ。エミとミカがいた山小屋風の場所はここだったのだろうか。
劇中の映像と実際のホテルのロビー。
シルス湖。イタリア国境からも近く夏は大勢の人が訪れる小さな避暑の村といったところか。
劇中の流れで行くとこの辺りでスノーマンとの初戦が行われたとも解釈出来る。
また機会があれば劇中同様の冠雪時に行ってみたいと思う。

2018年8月6日月曜日

road to Sils

仮面ライダー第40話冒頭、本郷が助手と共に滞在していたという設定で登場するスイスアルプスの村。
劇中ではそれ以上の以上の地名の解説は出てこないが映し出される雪山をいただく教会らしき建物は昨年の正月にこれに触れる投稿を上げた際にそれをご覧になった方からコメントでシルスではないかという情報をいただいた。具体的な場所を調べるとスイスサンモリッツ近くの小さな村シルスバゼリアという事までは判った。
ただ、奥多摩や丹沢といった普段行っている近場の山のロケ地と異なりはるかヨーロッパ、本物のスイスアルプスの村である。おいそれと行けるはずもなくいつか機会があればと夢想していた。

1年半ほど経った今年6月末、降って湧いたように急なイタリア出張が舞い込んだ。同行する家人を説得、ロケ地を回るために余分に2日の日程を取りミラノ経由でスイス行きを工面する事が出来た。
まずは出張先のフィレンツェでの予定を済ませ一路ユーロスターでミラノへ移動。ユーロスターとは日本で言うところの新幹線で2時間弱だが快適この上ない。車窓から眺めるのどかな農村風景は脳内に溝口肇の「世界の車窓から」を強制的にリピート再生してくる。
ミラノ中央駅。重厚で雰囲気のある建物だ。
ミラノでは翌朝1番の電車に乗る必要があることと再びフィレンツェ空港まで戻る必要があるので駅至近の安宿を手配する。写真で見るとピンクの壁面で可愛らしくも見えるが値段なりの設備だった。ただミラノ市街の観光や駅をハブにそれ以外の都市の観光、宿泊以外にお金をかけたい人にはちょうどいいだろう。ホテルマンも愛想がいい。
ミラノ駅のホーム。レトロな鉄骨造の駅舎にモダンな列車が並ぶ。常に脳内に「世界の車窓から」が流れ石丸謙二郎のナレーションが聞こえてくる。
まずはミラノ中央駅からサンモリッツへ向かう中継地点であるティラノ行きの電車に乗るがシルスへは電車が通っておらずバスに乗り換えるため途中のキアベンナという小さな駅でさらに別のローカルな単線の電車に乗り換える必要がある。
座席はこんな感じでいたって普通。山岳地帯へ向かう下り線の始発だからかガラガラ。
キアベンナ駅前。
 キアベンナのホーム。ここから次の中継地点コリコまでは左に映るグリーンの列車に乗る。これがさっきの路線に比べボロい車両で、車内はモーター音で普通のトーンでは会話が困難なほど。ちなみにこの日は駅の唯一のトイレが男女共故障中で泣きそうになった。
線路を進むにつれ直ぐに山のスケールが巨大になっていく。最初は群馬あたりでもこんな光景ありそうだなんて呑気に眺めていたが流石端っことはいえ本物のアルプスである。山のスケールが違う。
山間の川に沿ってくため途中に大きな湖などが点在している。
やがて終点コリコに到着。ちなみにここはまだイタリア。
 コリコ駅前。イタリア人は8月に入ると直ぐに長期の夏休みを取るそうでサンモリッツへ向かう交通の要所でもあるため山に囲まれたこじんまりとした駅前は観光客が行き交う。とても綺麗な街だった。
これがシルスまで乗るバス。ベンツ。終点はスイスのサンモリッツまで向かうバスで、途中に小さなホテルの並ぶ村がいくつも点在、トレッキング用の杖を持った老夫婦、家族連れ、地元の人多くの人が乗り合わせた。
途中、急な傾斜や車一台やっと通れるような幅が狭い区間も少なくないが女性ドライバーはひるむことなくスイスイ登る。窓の外は映画やドキュメンタリーでしか見たことないような風情のある古い小さな村をいくつも抜けていく。

気づいたら国境を超えていた。中央のゲートがスイス側国境。その先にイタリア側が小さく見える。EU圏同士の国なので本当に県境を通過するような程度。同行した家人は寝ていて国をまたいだことすら気づかないままだった。滞在中あまり意識しなかったがスイスでもこの辺りはドイツ語なんだそうだ。どのみちこちらは片言の英語である。
1時間半ほどでシルス湖のほとりの小さな村に到着。村のほとんどが古いホテルで構成された観光の村である。多くの旅行者が訪れていた。
ちなみに下されたバス停がすでに目的地の目の前。夢に見た古い教会とホテルが向かい合って建っている。
劇中で特に解説があるわけではないが絵的に言うとこの教会の鐘が鳴り、その向かいのホテルにエミとミカがいた、と解釈したい。
 劇中映像に映っていたホテルチェサグリシャ。ここに助手のエミたちがいたなら(演じてた人が)コーヒー好きの本郷がコーヒーを飲まなかったわけがないと信じて併設されているカフェでコーヒーを飲んだ。
ちなみに劇中に登場するホテルのロビーのようなところでは皆スキーを抱えているがいわゆるスキー場のような場所は見当たらず。この村で出来るとしたらクロスカントリーぐらいか。
 実際のロビー。
劇中との対比。雪が無いのが残念だが山の稜線、教会の塔、見事に一致する。実に感動した一瞬である。
恐らくこの40話が放送されてから46年、ライダーのロケ地巡りという理由でこの村を訪れたのは恐らく私が最初で最後だろう。現在はネットで全ての切符の手配が出来る為、今回は苦もなくここまで来る事が出来た。
もし万が一、この記事を見て「直に見てみたい!」なんて思った人はぜひ行ってみてほしい。旅の道中見る物全てが素晴らしくそのスケールに感動出来る。ミラノ経由で行くのであれば最短2泊4日くらいで見に行けると思う。
興味を持った方、ぜひトライしてみてください。


普段、ロケ地までの道程をここに記す事はほぼ無いですが自分への備忘録も兼ねてまとめてみました。


2017年11月20日月曜日

えびの高原 S字カーブ

スノーマンを倒し走り出す2人のライダー。
ここは先述の硫黄山下のS字カーブ。順に道を降ってくるところを望遠で捉えている。

硫黄山

誤って拉致したエミを岩場の上から投棄するスノーマン。
ここは本エピソードの見所のロケ地の一つであるえびの高原の硫黄山。今も活動を続ける火山で昭和30年代頃までは賽の河原のようなすり鉢状の火口付近から吹き出す噴気から硫黄を採取していたそうだ。ライダー撮影時には採取こそ行われていないがその遺構が映像に見られる(現在もほとんど崩れてしまっているがその名残がある。)。
何度か訪れて検証を続けているが40年以上の間に岩の崩落(積み上がった岩が崩れる以外に岩自体が崩壊しているものも複数見られる。)、硫黄の噴出による地盤の沈下などによりアングルを合わせて撮影しても岩の形状が一致しなかったり具体的な対比が困難でなかなか検証が進まない。現地で撮影した画像はまだ多くあり今後も引き続き検証を続けここに追記していこうと思う。
しばらく沈静化していたが2013年ごろから火山性地震が頻発、15年ごろからは再び噴気が吹き出し始めているようで火山周辺警報が度々発令されている。入山規制も敷かれる事もあるため今後も注意して見ていきたい。

2017年1月3日火曜日

えびの高原 フォトラマの小径

エミとミカがスノーマンに襲われるのは先に紹介したえびの高原ホテル前の散策路にある「フォトラマの小径」。
散策路内に幾つか立っている球体の屋外スライド映写機(これがフォトラマ?)は察するにえびの高原周辺の風景写真が映し出される物だと思われるが、劇中に映る画像は硫黄山から見るえびの高原周辺。
 映写機は全て残っていない。
 足元を見るとこの映写機が立っていたと思われるコンクリートの土台が幾つか残っていた。
昭和40年代のリーフレットに載せられた当時の写真
出典:仮面ライダー第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」毎日放送/東映/石森プロ 1972年1月1日放送

2017年1月1日日曜日

えびの高原ホテル

えびの高原へ向かう一文字
ここは宮崎県のえびの高原を通る県道1号線。後方に見えている山の山頂がスノーマンとの決戦ロケ地となる賽の河原。

えびの高原ホテル
一行が到着した宿はえびの高原に実在した「えびの高原ホテル」。現在敷地は残っているが寄棟のロッジ風の建物は残念ながら解体済み。


情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。