ラベル 第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024年5月23日木曜日

中山峠

液体燃料を追っているはずのライダーだったが発信機が遠ざかっている事に気づきターンすると戦闘員が前を遮る。
峠道でショッカーを追うカットには遠方に蝦夷富士、羊蹄山が映し出される。このカットを撮っているのが中山峠の高台からだと思われる。以下の対比画像は以前にも紹介しているが現地初訪の2009年の時点では実際のカメラ位置が絞りきれず見通しの効く中山峠の道の駅から撮影していた。羊蹄山手前の稜線などからするとあながち間違ってはいないだろうとは思っていた。なお、ここにはスキー場がありゲレンデの上まで行けば更に近い画角で撮れるかもしれない。
国土地理院の航空写真(1976年10月5日撮影)より一部抜粋。右側のピンクの丸あたりがカメラ位置と思われる。現在の道の駅の南側が小高い山になっていてその中腹にあった中山峠ユースホステルに併設されたグランドだった。そこから西側にある羊蹄山を捉えている。国道に記した黒い線が戦闘員とライダーがバイクで走る辺り。
こちらは昭和40年ごろの中山峠のリーフレット。上の丸で囲んだ辺りに確認出来る建物の写真などが載っている。
掲載された周辺のマップがこちら。このマップ中央あたりにあるフィールド競技場で撮影されたのではないかと思われる。
それらを踏まえて現地で撮影、検証したのがこちら。生憎の雨で周囲の稜線がほぼ見えず…周囲の林が生い茂り晴れていても大して確認出来なかったかもしれない。またいつか晴れた日に現地を訪れたい…
出典:仮面ライダー 第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」毎日放送/東映/石森プロ 1971年9月4日放送




2022年9月26日月曜日

陸上自衛隊北海道大演習場島松地区

仮面ライダー第19、23話のロケ地北海道へ検証に赴いた初回が2009年だった。その時点では特定に至っていない場所も複数あったが、その後に解析が進み再訪したのが6年後の2015年。それから6年たった去年、やっと未特定だった場所を見つけるも折しものコロナ禍で再訪が叶わずやっと今回現地に行く事が叶ったのでその報告を。

2011年に開催された仮面ライダー40周年イベントに登壇された助監督梅田味伸氏の所有していたご自身の使用台本に書き込まれたメモが当時の撮影状況を知る上で多くの情報をもたらした事は拙ブログでも何度か書いてきた。公式でも講談社「仮面ライダー1971~1984」にて検証が試みられており、2Pに渡り北海道ロケ編の記載もあった。そこには掲載されていなかったがこの道内のロケ地について「自衛隊」「羊ヶ丘」という地名が書かれていたのだ。私はこのうちの「羊ヶ丘」というのを23話における大隈博士の液体燃料実験シーン、バイク戦の原野と考えていた(結果的にはそこから誤読だったが)。羊ヶ丘は羊ヶ丘展望園としてその眺望から当時も北海道の観光名所の一つだったが(クラーク博士像の設置は1976年)、敷地は元々農林省北海道農業試験場の一部を観光用に解放した場所だった為、23話のあのような場所が存在するのではないかと考えたからだ。19話に登場するFBIの神田がアジトとして使っていた牧場の牛舎もその周囲にあったのではないかとも考えた。「自衛隊」の記述も羊ヶ丘の最寄りに陸上自衛隊真駒内駐屯地がある事から羊ヶ丘周辺で自衛隊の管理地だった場所を使用した可能性を考え、国土地理院のサイトで該当箇所周辺の70年代の航空写真から一致する場所を探し続けていた。
それが一転したのが昨年の秋だった。ネットニュースを見ている時にふと目に止まった陸上自衛隊の戦車射撃競技会の記事。演習の為に恵庭の原野に切り開かれた広大な荒地に砲撃の火を吹く迷彩色に塗られた戦車群。目に止まったのはそれら迫力ある戦車ではなくその周辺の様子と遠方に連なる稜線。「自衛隊」の敷地にこの稜線はもしかして…早速23話の該当シーンのそれと比べると見事に一致するではないか!
とはいえ、東富士演習場の検証でも泣かされたが当時はともかく現在では自衛隊の演習場ともなると立ち入れる機会はほぼ無い。周囲からなんとか現地を臨める場所が無いかストリートビューなどで確認するも敷地内どころかその先の稜線を拝む場所すら見つからない。順に捜索範囲を広げてやっと2km(!)ほど南側の少し丘になった辺りで見通せる場所にアタリをつけて本日やっと現地行く事が出来た。
ストリートビューで見た時のイメージとは季節の違いもあって周囲の森の状況で見通しが十分でないのと、前日までの台風の影響による低い雲に覆われ稜線も一部隠れてしまったが劇中画像と合わせてみた。台本書き込みの「自衛隊」の文字と映像とほぼ一致する稜線だけが傍証ではあるが恐らくこの演習場で間違いないと思われるが如何だろうか。また、次の記事で補足するがこの見通せる場所を探している時にこの演習場直近で先述の神田のアジトロケ地の牧場も発見した事もこの推察の補強となり得るのではないかと考える。

火星ロケットに使用するために大隈研究所が開発した新型燃料の実験を北海道の原野で行う大隈博士とその助手
このシーンでは起伏の少ない低山の稜線しか映らない為、恐らく演習場から北西側にある北広山が映っていると考えられる。
液体燃料を巡ってショッカーバイク部隊との攻防戦が広げられる北海道の原野
この一連のシーンでは地形に起伏があるせいか地平線しか見えない方向(大半が南側方向)といくつかの山並みが確認出来る方向が確認出来る。
今回訪れた見通しが効く場所も演習場敷地内と大差が無い原野と牧場用に開墾された平坦な場所なので劇中シーンと大差無い筈だが一部育った森と低い雲に隠されてしまっているが一番高くなっている辺り(下の対比カットでライダーの右側)が支笏湖の西側にある紋別岳だろう。
ライダーの機転でサイクロン号の旋回に吹き飛ばされるムササビードル
この辺りの雲が厚く、ムササビードル右側の三角の山は少し遠方のせいか生憎対比写真ではほぼ見えなかった。
すんでのところでライダーに翻弄され臍を噬むムササビードル
最後のカットは稜線が映る一連のカットでも一番南側の山を捉えている。ムササビードルの左側に薄ら見えているのが樽前山だと思われる。
記事中で触れたが第19話FBIの神田のアジトロケ地牧場にも取材したので次回記事で紹介したいと思う。また、演習場での様子は検索すると色々画像も見られるが以下のニュース映像では上記で解説した稜線がはっきり確認出来るとともにどのような場所で撮影されたかがよくわかるのではないだろうか。
  
出典:仮面ライダー 第23話「空飛ぶ怪人ムササビードル」毎日放送/東映 1971年9月4日放送

2015年9月15日火曜日

薄別トンネル

マリたちは捕虜にした戦闘員にアジトまで案内するよう命令するが…
ここは国道230号線の中山峠と定山渓の中ほどにある薄別トンネルの定山渓寄り。別カットで登場する無意根大橋の袂の路上。
車窓の先に見えている梯子状の部分が薄別トンネル。

小樽市総合博物館(改稿版)

新型の液体燃料を開発した大隈博士。
博士の研究所として使われたレンガ積みの古い建物は国の重要文化財にも指定されている小樽市総合博物館内に現存する明治18年竣工の機関車庫3号。当時は北海道鉄道記念館という施設で北海道の鉄道発祥の地である旧手宮線・手宮駅を利用した施設だった。
6年前の訪問時は肝心の機関車庫3号が改修中で囲いが建てられていて囲い越しに拝むことこそ出来たものの撮影はほとんど出来ていなかったので再編集してみた。
ムササビール後方の車庫は大隈研究所の3号棟とは別の機関車庫1号。なぜか同じ意匠のまま拡張がなされていて1番右の扉と左2つの扉周辺のレンガの色が違うことが判る。
扉だけ別の物になっていた。窓の意匠に合わせたんだろうか。
機関車庫1号の増築された部分がよくわかる。
北海道鉄道敷設に尽力したアメリカ人鉄道技師ジョセフクロフォード像の前のマリたち。
恐らく銅像自体は同一の物なのだが現在の博物館正面は当時現役の線路が走っていたので恐らく別所にあったのだと思われる。後ろのリブ上の壁はワム70000系の貨車の側面なのだが現在の博物館収蔵車両の中に存在せず直近の線路にたまたま停車していた車両なのかもしれない。
クロフォード像の後ろにあった車庫について帰りの車中から見えた景色(下のストリートビュー画像)で気になったことがあり帰宅してから調べてみた。それは博物館前の工場敷地に置かれたコンテナである。どうも鉄道の貨車のコンテナ部分を改造してつなぎ合わせた物かと推測できる。リブの形状からクロフォード像後ろにあったワム70000系の物に近いような気がするがどうだろうか。もちろん別段珍しくない車両を、しかもそれを複数つなぎ合わせているので映像に写った物と同一ではないかもしれないが博物館敷地で展示、もしくは倉庫代わりになっていたそれを処分する際に払い下げて…なんて想像してみたが確認できないでしょうね。

2015年9月14日月曜日

金山跡地

北海道出張があったので6年前に撮り漏れていた場所、後に判明した場所を廻ってきました。が、先日の大雨の余波で途中から雨が…。というわけでしばらく19話、23話の北海道ロケ編を紹介します。

古代神殿のようなコンクリート廃墟の前に立つショッカー戦闘員。ここはムササビードルのアジトだった。
ここは札幌北西部にある鉱山の選鉱場跡地。撮影のあった71年に廃坑になっていたようだがその頃すでに廃墟のような趣。最近まで当時のまま廃墟として残っていたがここ数年で解体が始まったようでGoogleマップではその解体中の様子が伺える。戦闘員の後ろの広い空き地のような場所は木が植えられたのか完全に森になっていました。
1人の登山者がムササビードルの能力の実験台に。。
恐らくこの建物の最上階部分での撮影と思われるが、そこへ登る斜面が藪に埋もれてしまっていて同行した道民の友人がこの時期の北海道は大量のマダニが発生しているから止めたほうがいいとの忠告に諦め、雰囲気の似ていた下のほうでアングル合わせてみました。
この画像で判るように下部の格子状に見えるあたりが全て解体されている。
ちなみに直近に住宅地もあるがこの時期は欠かせないとの事で熊除けの鈴を鳴らしながらの入山。いろんな場所を廻ってきているがライダーのロケ地巡りに熊除けの鈴を持っていったのは初。
6年前に北海道に行ったときはどこかも皆目判らず帰京後にmixiの廃墟系コミュニティで教えてもらって行きたいと思っていたのがやっと叶いました。残念ながらその5年の間に解体が進んでいましたが辛うじてその雰囲気は確認することが出来ました。そういえばパスワード忘れてしまってログイン出来なくなってしまいましたがどうなってるんだろう、僕のmixi。

2011年9月8日木曜日

洞爺湖

ムササビードルとの決戦は昭和新山、有珠山で撮影された。
残念ながら今回の撮影では飛行機の時間の関係で撮影のあったロープウェイで登る有珠山山頂まで行くことが出来なかった。(今から20年ほど前にロケ地巡りと関係なく旅行した時ののん気な写真があったが全くアングルが一致しなかったw)
ムササビードルを追って藤兵衛がやってきたのは昭和新山の麓。
この辺りはここ20年で地熱が下がったのか木が生い茂ったそうだ。(20年前に撮影しておけばよかった…)
撮影中のエピソードとして地元の人も入らないようなガスの噴出す危険な山の頂で撮影したとあるがもちろん今では立ち入り禁止となっている。
北海道に行ったのももう2年前になるがなかなか再撮影に行く時間が取れないので有珠山周辺の様子はこちらでご覧になってください。

2011年8月30日火曜日

定山渓トンネル

液体燃料を奪ったムササビードルはバイクで逃走。それを追う仮面ライダー。
この逃走経路の撮影には国道230号線中山峠-定山渓間で行われている。
ブログLooking for locationsの情報だけを頼りに小樽から230号線を延々とドライブ…
・定山渓トンネル

・無意根大橋
・薄別トンネル
帰京後に気づいたのだがマリたちのシーンで車窓の向こうに薄別トンネルの柱が映っていた。
ここは恐らく無意根大橋の近くでの撮影かと思われる。
・羊蹄山
ショッカーのバイクを追うライダー。
遠くの羊蹄山の頂と手前の稜線を頼りに230号線を探したがイマイチ判らなかった。
戦闘員と戦うシーンも恐らくこの国道の途中で撮られたのではないだろうか。


■千歳飛行場(旧千歳空港)
滝たちを追ってきた藤兵衛が降り立つのは千歳空港。現在民間機の発着は新千歳空港に移り、旧ターミナルは解体されてしまったようだ。

情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。