2023年4月18日火曜日

隧道(遊覧鉄道)

男の案内でゲルショッカーのアジトへ向かう本郷と滝
この松林は傾斜や後方の木の間から抜けた感じは大草山ではないかと推察する。
次のシーンでは本郷1人がコンクリートの隧道へ入っていく。
出口へ抜けたシーンでは隧道は2本並んでいて、もう1本との間には柵があり、下には砂利が敷かれ木材のような物が傍に置かれているのが分かる。
このトンネルは恐らくパルパル園内にあった遊覧鉄道の物と考えられる。浜名湖周辺で撮影が行われた特別機動捜査隊のワンシーン。後方に2つの洞門が確認出来るが間が離れているので最初に入る方だろうか。
同じくパルパルが使われたイナズマン第7話では同じトンネルに入っていくシチュエーションがある。
名称にパルパルつく以前の遠鉄舘山寺遊園地時代の案内図より。2つの隧道は片側は人の通行用、もう片方は遊覧鉄道が通っているのが描かれている。
これは当時遠鉄グループの最新のホテルだったホテルエンパイア開業前のリーフレット。名称が「遠越ホテル新館」となっている。エンパイアホテルは次の第98話で意図的に映り込むようなカットが何度か登場する。
ホテル自体はホテルウェルシーズン浜名湖と名称を変えて今も営業中。
このリーフレットで注目したいのがこの施設のイメージカット。ホテルとボウリング場とを繋ぐ地下通路"プロムナード"と紹介されているがホテル自体の写真は未掲載で全てイラストで紹介されていることから完成前に遊園地の隧道を使って撮られたのではないかと推察している。隧道を抜けた先もホテル内やボウリング場というより遊園地を思わせる風景である。
さらに注目したいのはコンクリート製のトンネルの構造が似ている点。内部は四角の四隅を取った八角形になっているが洞門部分だけ丸く見せるために段差がついている造りが一致している。
最末期のトンネル。恐らく初期の遊覧鉄道の軌道を流用して使われていた「トマトーナのグルメトレイン」の物だがトンネル自体は完全に作り変わっているようで人の通行用トンネルは無く形状も異なる(内部もS字に蛇行している)。このトンネルも2018年にグルメトレインが廃止になって物置か何かなっている模様。
このロケ地に関してはまだ完全に確証が得られていないので引き続き調査いたします。もし当時の映像や写真をご存知の方がいらっしゃればコメントいただけると幸いです。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送


舘山寺遠鉄ホテル

深夜、本郷のマンションに近づく怪しい影
マンションの外観はパルパルに隣接する舘山寺国際観光ホテルが使われている。ただし、撮影しているのはタイアップ先の遠鉄グループの舘山寺遠鉄ホテルの敷地。手前に映っているつる棚は遠鉄ホテルの敷地にあった物。遠鉄ホテルは後に隣の国際観光ホテルの敷地も吸収して大きく建て替え、ホテル九重として営業していたがコロナ禍の営業自粛のまま廃業してしまった。対比の画像は廃業して間も無くの頃。既に上部は解体作業用の足場で覆われていた。今年4月に再訪した際はかなり解体が進んでいた。
遠鉄ホテルリーフレット(昭和47年ごろ)より。このピンクの丸辺りで撮られていると思われる。映像に映った建物は丸内の右側、舘山寺国際観光ホテルの2棟。
脱走してきた男を助けた際に背後に映り込む東屋は遠鉄ホテルの庭にあった物
こちらも遠鉄ホテルのリーフレット(掲載された写真から判断すると先の物より古い)。右側ピンクの丸、劇中に映っていた東屋はこれだろう。
浜名湖パルパルオープン前に製作された広報誌の表紙より。劇中に映る東屋の屋根裏の構造と一致している。下の柵も劇中で確認出来る。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送

若葉台にあった山道

ゲルショッカーから脱走した囚人が襲われるのは稲城市若葉台の現在の現在の稲城第六中学校がある辺りの山道。この藪の先にある畑に行く為の道だったと思われ宅地開発の為の造成により消失。第64話などにも使われていた。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送

寸座びらーじ

潜入したアジトでは再生されたガニコウモルが待ち構えていた。
アジトから外へ脱出したシークエンスは先の大草山より北側に位置する湖岸にあったレジャー施設"寸座びらーじ"が使われている。何度かの経営母体が変わるなどしたが現在はライブチャーチ寸座という教会になっている。
脱出した場所はホテル寸座ビラージの下。
本郷の背後の橋は東名高速が浜名湖を渡る浜名湖橋
変身したライダーは敷地内にあるリフトに乗り展望台へ向かう。
ライダーとガニコウモルの戦いは山頂の展望台に移る
背後には東名高速浜名湖SAが映るが検証に訪れた際は藪に覆われ見通せなかった。辛うじて当時のフェンスが残っている。
後方に浜名湖橋、その先には大草山が確認出来る。潜入した大草山からは基地を通じて橋の対岸に移動したことになる訳だ。
施設に併設されたマリーナの桟橋で戦闘員と戦う滝
展望台からジャンプしてかんざんじロープウェイの連結部でのアクション。命綱こそしているがまさに命懸けの撮影である。
連続チョップからの背負い投げでガニコウモルは落下。後方、湖岸に見える建物はホテル花乃井。現在は星野グループ傘下の界 遠州と名を変えている。
山火事により木の生えていない大草山の斜面に落下
再生ガニコウモルを倒したものの疑念を感じるライダー
背後は寸座びらーじのホテル棟。建物は現存するが改築を受けて意匠が異なる。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送

2023年4月17日月曜日

かんざんじロープウェイ 大草山駅

本郷と滝が向かったゲルショッカーのアジトは浜名湖の舘山寺にあるかんざんじロープウェイの大草山駅。
かんざんじロープウェイは浜名湖の舘山寺と対岸の大草山を結ぶ日本唯一の湖上を渡るロープウェイ。
大草山山頂にある駅舎は当時とは建て替わっているが建て替える際に立地自体も建物一つ分ほど東に移動している。
遊園地パルパル内にある舘山寺側の駅舎も当時は園内の丘の上にあったが現在は東側の湖畔近くに移設している。
当時の大草山は前年に起きた山火事で一部が樹木の無い状態になっていた為、岩が目立っていたが現在はロープウェイからではほとんど確認出来ない。
見張りの戦闘員がいたのは駅舎の搬器が発着する乗り場部分。下からの撮影は強風でロープウェイ運休の日に行った。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送


都道137号

山道をドライブする1台の車
アベックの車が走っていたのは頻出の稲城市若葉台の都道137号線。京王線の車両基地建設の為に周囲は大きく造成され、一部は道の位置も変わっている。
工事の看板が建てられていた場所は当時はY字路で、左はニュータウン造成のダンプ通行用の道だった。現在は閉鎖され公園となっている。

工事中の看板に砂利道へ迂回するアベックの車
道の脇に立てられた看板は恐らく実際のものだろう。
看板に促されて走ってきた道は映像での進行方向とは異なり、先ほどのY字路の右側にあった宅地用に造成された区画。カーブミラーはほぼ同じ位置に立っている。
停車した車の後方に映っていたススキの丘はのちに都道19号を通す際に大きく削られ切り通された。
不気味な声を聞いて様子を見に行った薮の道は先に通過した道のすぐ脇で、ヒルカメレオンの背後に土留めに打ち込まれた鋼矢板の先が走行シーンに映り込んでいる。
少年ライダー隊が通りかかったのは車が走っていた工事中看板のあった道の先で、尾根幹線を通す際に丘だった場所が大きく削られ公園が整備された。
出典:仮面ライダー 第97話「本郷猛 変身不可能!!」毎日放送/東映/石森プロ 1973年2月3日放送
情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。