小樽運河
札幌の気象台へ急ぐ隼人は小樽運河沿いを走る。石造りの倉庫群は今でこそライトアップされ観光地として有名だが当時はまだ現役倉庫として利用されているのが判る。
逃げるショッカーの車を変身して追跡する。小樽第3埠頭が見える。
左奥に見えるは北海製罐小樽工場第3倉庫。大正~昭和初期に建てられた歴史的建物として北海道に指定されている。よくSNSにこの北海製罐の工場を「ショッカーのアジト」として写真をアップされてるのを散見しますがあくまでも映り込んでいるだけです。
小樽港の倉庫街に追い詰める。場所は小樽第2号埠頭の先にあたる。
係留用のボラードは当時まま。
■捕捉
この19話では神田先輩のアジトとして使われるサイロのある牧場、カニバブラーの現れる牧場のロケ地が未だ不明です。北海道では使用されていないサイロも保存されている事が多いので恐らく現存しているのでは?と思っています。この回を担当した助監督の梅田味伸氏の台本には「羊ヶ丘」「自衛隊」との記述があったそうです。それがどのシーンのことを指すかは分かっていませんが少なくとも私の特定している範囲には該当するカットが無く、まだ特定出来ていないこのいずれかの牧場、もしくは23話の原野のシーンではないかと思われます。
北海道のサイロマニア、酪農マニアからの情報をお待ちしています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~taka89-fuchu/gallery/gallery_hokkaido/sapporo/page_thumb5.html
返信削除月寒のレンガ造りサイロではないですかね~?
匿名さま
削除コメントありがとうございます。
八紘学園のそれも疑った事もあるんですが劇中に映るのはレンガ積みではなく石積みサイロなんですよね。牛舎の窓形状も一致しませんし。
長い間に改修されたということも考えられなくはないですが。
当時の助監督の台本の書き込みなどからすると羊ヶ丘〜月寒あたりで間違いないとは思いますが70年代に入りその周辺の都市化で牧場が閉鎖、移転を余儀なくされたとの事なので現存の望みは薄いかなぁと思っています。
こんにちは
返信削除北海製罐小樽工場第3倉庫が来年3月をめどに取り壊しらしいよ