2016年12月10日土曜日

世田谷清掃工場

クラゲダールが倒され怒りに震えるゾル大佐
ここは世田谷区大蔵の世田谷清掃工場。劇中に映る建物は2009年に新しく建て替ってしまったが建物の位置は変わらない。撮影位置は建物の向きと煙突の位置関係、煙突を見上げるアングルからすると敷地の南側、現在は砧公園の駐車場あたりではないかと思う。

下の対比は撮影同年と2015年。両方に共通する中央の丸い物体は東京都中央卸売市場。その右側が今回の清掃工場。建物の大きさはほぼ変わらないが煙突の位置が建物西側から北側へ移動しているのが判る。当時砧公園は環八には面しておらず畑などになっていたようだ。
この辺りは「どっこい大作」や「好き!すき‼︎魔女先生」など他生田作品にも登場するにはするがこの29話では他シーンでこの周辺が使われてるわけでもなく唐突にこのカットだけ撮られている事に兼ねてから違和感があったのだが、最近、この29話に携わっていた助監督梅田味伸氏の使用台本を見せていただく機会があったので確認してみると一旦読売ランドと書き込まれた後に変更になったのか鉛筆で消され"東名入口"というロケ先が書かれていた。"東名入口"とはこの世田谷清掃工場の500mほど南の用賀インターのことだろうからこの書き込み通りに撮影が行われた訳だ。なぜここだったか?となるとゾル大佐役の宮口二朗はあまりスタジオから離れた場所へロケに出ているイメージがないのでロケついでにインターの近くで撮ったというのは考えにくく、宮口氏のスケジュールの都合だったのか前後の現場の近く、だとか宮口氏がこの近くに住んでいた、と言ったような理由だろうか。
*ここの情報は当初生田から近い王禅寺のゴミ処理場かと思っていたのだがブログ「昔のドラマのロケ地を探そう!」の筆者AKOTIさんより世田谷だということをご教授いただいた。再度お礼申し上げます。

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