2023年2月19日日曜日

弘法松公園

ネコヤモリとの戦いはサトルの家の外観として使われた森林総合研究所多摩森林学園の敷地から麻生区の弘法松公園に移動する。
ネコヤモリの背後に映り込む建物は日本ヒュームの社員寮、新百合ヶ丘NHレジデンス。ネコヤモリは公園内にいるが現在は見通せないので建物の確認出来る場所にずれて撮影している。
現在では撤去されてしまった公園の名の由来となった弘法松の根が確認出来る。今ではその場所には石碑が建てられている。
階段右手の擁壁が撤去されている。
出典:仮面ライダー 第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年12月2日放送

上麻生連光寺線 #3

クモライオンを倒し去っていく本郷
本郷が走っていたのは本エピソードメインロケ地の旧多摩聖蹟記念館近く、上麻生連光寺線の成満寺の前を通過していく。
映像では成満寺の屋根の相輪が確認出来るが現在はシンプルなポールのみとなっている。
後方の停車している車は成満寺の墓地へのアプローチ。訪問時にちょうど同じ位置に車が停まっていた。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年11月25日放送

豊海水産埠頭 考察 その2

藤兵衛の殺害予告に外を警戒する本郷の前を挑発するように現れた黒装束の男
黒装束の男が歩いていた建築中の建物は映像の流れ、撮影の都合を考えれば豊海水産埠頭だと推察出来る。先に紹介した垣根のシーン同様、建物が映るものの建築足場が架かり全体像どころか細かいディテールが分からない。ヒントとしては劇中2度ほど映り込む黄色のクレーン。一つは決戦シークエンスの屋上でのシーン。これは屋上が使用された東冷蔵第1工場(当時)の南側のでタワークレーンが2基映り込む。これは当時建築中だったと思われる東京市場冷蔵第2工場(当時)だが、決戦シーンのカメラ位置は2階建ての事務所棟の屋上で高さにすると3階相当。件の建築中の物件は足場に覆われてるものの見上げるカットからすると少なくとも3階程度はありそうに見えるのでここではなさそうだ。
もう一つは冒頭の垣根のシーン。垣根越しに黄色のクレーンと思しき影が見える。
こちらは本体部分に対し傾斜のついたトラス部分がある事から移動式のクローラークレーンではないかと思われる。先の垣根のロケ地の推察があっているとするならこの垣根の位置からクレーンは駐車場の北側か西側にあったと思われる。正面道路に対して斜めに建っていて奥の2つの開口はトラックを直付けして荷物を降ろす為に1mほどの段差が設けられている。この条件で見ていくと駐車場に隣接する中央冷凍(当時)が該当するが開口部はあるがその手前の窓の上に見えるアールのついたコの字型の庇(ひさし)も無く一致しない。
次に本郷が立っていた青いタイルから続く東京商事(当時)の冷蔵庫棟で考えてみる。通りに面した立地は一致するが開口等が一致しないのだが航空写真を年代を追って見ていくと通り側は完成後に増築がされており一概には否定出来ない。現在はシャッターが設けられているがその奥を見ると映像のように一段高くなって開口がある。また、元の壁面に入った目地も映像に近い間隔で入っている。ただ、決め手となるコの字の庇の有無(あるいは現存)は中の仕切りで確認出来なかった。一つ気になるのは映像に映った青いタイルの事務所棟のエントランスにはコの字の庇があり、冷蔵庫棟増床の際に同じ意匠を引用したと都合よく希望的観測をしたい。
上記を踏まえ現地で検証撮影、と言っても角度以外は一致する部分は無いが…
中央冷凍(当時)の方ではなかった事の補足でistockで入手した72年に撮影された豊海水産埠頭の写真を掲載しよう。これには埠頭沿いの建築中の建物が写っている。立地と窓の形状から中央冷凍(当時)だと思われるが87話に映る建築足場とは組み方が違うようだ。写真の撮影時期としてはライダーとほぼ同じなのでここにロケ地自体が写ってくれていたら何よりの確証になったのだが。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年11月25日放送

豊海水産埠頭 考察

ゲルショッカーから最初の死の宣告を受けた日本産業会会長細谷勉。クモライオンに襲われた細谷は屋敷の外に逃げて通りかかりの警官に助けを求めるが…
このシーンは夜間の撮影で周囲を垣根で囲われはっきりと確認出来る要素が少ない。運搬用のパレットの山が確認出来る事から別の夜間のカットで場所の判明している豊海水産埠頭のどこかだと推察される。パレットの奥には僅かにガードレール、黄色いクレーンと思しきシルエット。
パレットの山もクレーンも可変要素なので豊海で垣根のある場所を探してみると…真ん中やや下辺りに2ヶ所コの字に垣根のある場所があるが恐らくこれの左側だと思われる。
国土地理院撮影1975年1月19日撮影
垣根こそ残っていないがここは当時から駐車場なので周囲を確認してみる。対比の写真に写る植え込みはこの駐車場の物ではないがちょうど劇中のように植え込み越しにパレットが並んでいた。劇中このアングルで奥に僅かにガードレールが写るがここで正解とするならちょうど一致する距離の護岸際にガードレールが設置されている。
このアングルでは垣根の奥に建物らしき壁面が写るこういうことだろうか。
仮説の域を出ないがひとまず暫定でここを上げておきます。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年11月25日放送

2023年2月17日金曜日

豊海水産埠頭 桟橋

クモライオンとの戦いは屋上から桟橋へ移る
東洋冷蔵の屋上からジャンプした先はすぐ前にある桟橋、現在のF4バース。当時とはかけ替わっており広さがかなり異なる別物。
クモライオンの顔の前に見えるのは日本冷蔵芝浦工場の建物だと思われる。
このカットでは一瞬ではあるが奥に勝どき5丁目アパートを捉えている。
奥の建築足場の掛かった工事中の建物が映像の流れ的にも当時の周辺の状況からも先のシーンでライダーが誘い込まれる場所だと考えるのが妥当か。
クモライオン後方は浜離宮恩賜公園。当時の汐留貨物駅跡のビル群が浜離宮に押し迫る勢いで建っている。
浜離宮排水機場の建物だけそのままの形で残っているのが分かる。
先の屋上から望遠で桟橋を捉えたカット。対岸の竹芝はまだ倉庫街で高い建物は無く世界貿易センタービル(以下、WTCビル)と東京タワーが目立つ。対比の写真は2010年に撮影したもので辛うじてWTCビルが見通せているが現在では2020年に建った東京ポートシティ竹芝によりそれが叶わなくなった。もっともWTCビルも建て替えの為2021年に閉館、現在解体中である。
とどめのライダーフライングチョップを繰り出す直前のカットのみ何故か桟橋では無く先の屋上で撮影されたカットが使われている。ライダーの右側には旧晴海信号所が確認出来る。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年11月25日放送

豊海水産埠頭 東冷蔵第1工場屋上

罠から脱出しクモライオンを追って屋上に出たライダー
屋上のシーンで使われていたのは豊海水産埠頭東冷蔵第1工場屋上(当時)、現在のマルハニチロ物流B棟。改築はされているものの現存している。
対比写真は建物横の路上からの撮影だが奥に映り込む東京豊海冷蔵の北西側壁面の模様が一致する。
このカットでは冷蔵庫棟より通り側に突出した事務所棟の屋上におり、奥の壁面は冷蔵庫棟の南西側の壁。建物自体は同じだが壁面はのちに改築を受けているようだ。
対岸の現存する日の出埠頭倉庫群が確認出来る。
クモライオンの投げつけるパレットをかわすライダー
背後の建物は先と同じ東京豊海冷蔵の南西側
クモライオンの繰り出すパンチによろめくライダー
カメラは南東向き、晴海埠頭方向を向いていて現在であればマルハニチロ物流A棟(それ以前は東京市場冷蔵第2工場)が映し出されるはずだが撮影当時(72年9月頃か)ちょうど建設中だったようで2基のタワークレーンが映し出される。そのさらに後方は晴海の先の豊洲石炭埠頭辺りが映っていると思われる。対比は見通せるようマルハニチロ物流の脇から晴海方向を撮影、真ん中の建物は臨海消防署、その左は晴海フラッグのマンション群。オリンピックにより変貌した晴海を望む。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年11月25日放送

2023年2月16日木曜日

豊海水産埠頭 旧東京商事本社

青野博士の暗殺を実行したゲルショッカーが次に指名したのは藤兵衛だった。刻一刻と殺害予告時間が近づく中、本郷は外を見回りに出る。
物語上、3人がいたのは少年ライダー隊本部だと思われるが本郷が見回りに出た時に映る外観は何度か登場する生田のロケ地ではなく豊海埠頭のホウスイ豊海第3冷蔵庫の事務所部分、当時は株式会社東京商社の本社。隣接する冷凍庫は増改築がなされているが事務部分は当時の青いタイル壁面が残っている。
出典:仮面ライダー 第87話「ゲルショッカー死の配達人!」毎日放送/東映/石森プロ 1972年月日放送
情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。