2017年11月30日木曜日

草津温泉ホテルヴィレッジ前

何かを庇うように五朗たちとの約束を反故にするタダシ。
ここは宿泊先のホテルヴィレッジエントランス前。一部ひさしが追加された以外は当時とあまり変わらない。
一文字の背後にある本館は建て替わっている。
 駐車場方向へ走っていくタダシ。

草津国際スキー場天狗山ゲレンデ

滑り落ちたスキーを探しに五朗たちがやってきたのは先述の草津億歳スキー場青葉山ゲレンデから2km(!)ほど下った天狗山ゲレンデの南側のコースの麓。
藤兵衛たちの後ろ、現在の第3リフトの乗り場の位置に何か建物があるが当時は恐らくまだ第3リフトは存在せず別の施設ではないだろうか。
美川博士の後ろは撮影前年に完成した天狗山Wリフトの支柱が。これは昭和23年に作られた民間で日本初のスキーリフトをリニューアルしたもので現在は天狗山ペアTパラリフトが運行。

2017年11月29日水曜日

草津温泉ホテルヴィレッジ 室内プール跡

エンディングの室内プールは草津温泉ホテルヴィレッジ内にあった施設で現在そこはプールは廃止され跡地はレストランとして使用されている。現在営業中のプール&温泉施設テルメテルメとは異なる。
プールだった床の一段下がった部分をフロアに改装し立体的な構造になっている。壁面のV字の鉄骨に当時の面影がある。
 美川博士が降りてきたプールへのアプローチ部分は現在は厨房の一部に。美川博士の後ろに見えるガラスドアが厨房の奥に見える隅にアールのついた通路。藤兵衛たちが座っていたテーブル辺りはガラスドアの高さと一緒になるよう床が上げられている。
 上階からレストランへ下る階段の踊り場から。元プールだけにかなり広い。
 一文字の後ろの鉄骨を覆うように廊下が増築されている。
 ホテルヴィレッジに訪れるたびにここを利用しスタッフの方に話を聞いたがさすがに当時から働いている方もおらず、話を伺った方の中にはここがプールだった事やライダーが撮影された事を知る方もいなかった。

草津温泉ホテルヴィレッジ 森のカフェ

レーシングクラブのメンバーが宿泊していたのは草津温泉ホテルヴィレッジ。エミが占いをしているのはフロント横のラウンジスペースで現在の名称は「森のカフェ」。一部改装されているもののほぼ昔日の雰囲気を残している。

ホテル正面のファサードはパネル上の看板は無くなり庇が追加されなどしているがほぼそのまま。ただ画面左側に映る客室棟(現在の名称はウィング館)が建て替わっている。

 画面奥の絵が掛けられた壁(パーテーション?)が無くなり窓が見える。
 画面奥には当時はカウンターがあったようだが現在はお土産売り場となっている。
窓の外は漆黒の闇、、と言った感じだが実際にはすごそこにエンディングに登場する室内プール棟(現在のプールとは別。詳細は後述)がある。
経営の(株)中沢ヴィレッジは2009年に経営破綻したが民事再生が入り復活、現在も営業中。最初に訪れたのは倒産翌年の2010年でニュースを聞いてホテルの閉鎖など心配したが営業は存続していた。特写などに写っていたスノーモービルに書かれたロゴ「中沢ヴィレッジ」が目に焼き付いていたので現地でロゴ入りのスノーモービルを見つけた時は妙に嬉しかった。

美川博士邸

美川博士の邸宅は草津ヴィレッジ敷地内にある山小屋風の一軒家で当時ホテルを経営していた中沢グループの会長の自宅だった建物。現在は社員宿泊施設として使用されているそうだ。
数回現地を訪れたうち、初回は4月中旬の残雪あるギリギリに訪問したが宿泊した翌日がかなりの好天で昼頃にはすっかり無くなってしまった。
まだ雪の残る初日はこんな感じ。
当時の撮影時は雪が降らず雪待ちで撮影日がずれ込んだと言われていたので取材がしやすいであろう雪が少なめでスキーヤーのいなくなった4月に訪れたが急に気温難くなるなどしてなかなかタイミングが難しかった。

東京ガス世田谷整圧所

ナメクジラが襲撃するのは33話にも登場した世田谷の東京ガス世田谷整圧所。講談社のオフィシャルファイルマガジンには練馬区谷原の練馬整圧所ではないかとの記載があったが正しくはこちら。
33話の解説でも苦労したが敷地内に入れないので若干趣向を変えて解説。この写真は北側の現在フットサルコートが出来たあたりからの撮影。
国土地理院の75年(ライダー撮影から4年後)撮影の航空写真から。6基(現在は5基)あるガスホルダーのうち画像左側、西寄りの2基が撮影に使われている。
これが使われたのは撮影時の日当たり等の理由もあるだろうが6基のうちでも最も後に作られた新しい物だったというのもあるのではないだろうか。ちなみにここは日本で最初に作られたガスホルダーなんだそうだ。
赤い線は劇中でショッカーが侵入した経路、黄色い線は一文字がやって来た経路。
左下側のタンクの黄色の×印は変身した一文字がたった場所、左側の赤い×はナメクジラの爆発した場所である。
さらにGoogle Mapの3D写真を使ってタンク上部からの映像を解説。
上の航空写真で言う左下側のタンクの頂部から撮影したと思われるカットではタンクの合間から霞んで入るが淀屋橋、現在の新宿副都心方向が映る。
 また順に左にパンするとタンクの合間に現存する直近の民家が確認出来る。
 二つのガスホルダーをつなぐブリッジ部に建つナメクジラの後方には2002年まであった青山学院大学理工学部世田谷キャンパスの建物が映る。跡地にはマンション 東京テラスが建つ。
 左上のガスホルダーの腹部の通路でのシーンでは75年の航空写真では完成していると思われるスレートの工場建屋が鉄骨建て方の最中だったようだ。
ここはその立地からウルトラシリーズでは定番ロケ地の一つでもあった。

2017年11月28日火曜日

連光寺配水所

人工頭脳を移植したナメクジラの能力テストをするのは多摩市聖ヶ丘の連光寺給水所。撮影当時一基だった給水塔だがのちに2基に増え敷地が拡張されたために撮影に使われた場所へは立ち入れなかった。
映像を見ると敷地前の道路には高さがあり擁壁が確認できるが現在は同じ高さになっている。
手前の溶ける電柱はもちろんダミーだがその先の電柱は恐らく当時と立っている位置が異なる。
このカットでも給水塔前に擁壁が確認出来る。
滝が飛び出して来た先は急な土手で現在その先には多摩尾根幹線道路、多摩大学と付属の高校がある。

神木山等覚院 長徳寺

矢島博士の作った人工頭脳を盗みだした泥棒二人がやってきたのは川崎市宮前区の神木山等覚院。
所在地:川崎市宮前区神木本町1-8-1
情報内容の正確さを求める為に記事の差し替え、追記等を行う場合があります。

自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。