夜空に浮かび上がるボウリングピンの看板。店舗名こそ書かれていないが「40レーン」とあり、このレーン数が特定に至る有力な情報だと思える。40レーンともなるとそこそこ広い店舗だったんだろう。
使用されている設備はAMF社の物でピンのネックの2本線が特徴。先の屋上看板にもこのピンの意匠が使われてる。ちなみにもう一つ有名なメーカーはブランズウィック社でそちらはネックにギザギザの王冠のようなラインが入る。これもボウリング場を象徴する特徴の1つなので特定のカギになるかもしれない。
画像はebayより
レーンの後ろにはカウンターのバースペースがありブルーのカーテンからは屋外光が差す。
特定の決定打となるかもしれない東映の社旗が貼られる。さらに壁際のレーンが12だとすると屋上が映った店舗と同一であれば40レーンを有する訳だから複数階の建物だと思われる。滝の動きに合わせカメラも左右するので読み取りにくいが壁にXXチェーン BOWLING CENTERと書かれているように読める。
当時、生田スタジオの周辺にはボウリングブームだったこともあり複数のセンターがあった。が、さすがに製作会社の関連で同業種を展開しているのなら少し離れていても優先して使ったと考えても不思議は無い。また、決戦シーンの撮られた武蔵小金井の長崎屋と同日の撮影ならば東京東映ボウリングセンターから近いと言えなくもない。今のところ、上記の情報からしかヒントが無いが「東京東映ボウリングセンター」に関して何か情報をお持ちの方はお知らせください。
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