60年代の絵葉書より仮面ライダー第15話に映り込む伊豆コスモランド(現:伊豆ぐらんぱる公園)の地球儀第温室(現存せず)。
出典:仮面ライダー 第15話「逆襲 サボテグロン」1971年7月10日放送 第22話「怪魚人アマゾニア」8月28日放送 第63話「怪人サイギャング 死のオートレース」1972年6月10日放送
2022年10月13日木曜日
2022年9月27日火曜日
山縣牧場
滝の同僚で北海道で活動するFBIの神田のアジトの牧場
劇中、牛舎が3度ほど外観が映るが周囲には他には何もなく、当時の北海道ではこのようなサイロの付いた牛舎は現在に比べると無数にあり、70年代の航空写真やサイロの画像を集めたサイトなどを探していたがどこで撮影されたか手がかりが無かった。先日の投稿で書いたように恵庭で別シーンの撮影があったという推察からこの牛舎も同じく恵庭だったのでは?と、自衛隊の演習場付近で順に探して行ったらそれらしき牛舎を発見。しかし、現在のストリートビューでは牧場はあるものの当該の牛舎は既に解体されてしまったようで更地になっていた。75年の航空写真を見ると牛舎西側に更にもう一基サイロが増えているのが分かる。
北海道を訪れたマリたちはFBIの神田がアジトとする牧場にいた。
グリーンの屋根、2基のサイロが並ぶ牛舎だったが現在は解体されて更地に。左側に映り込む木は当時とは別物。
海岸でショッカーの無線機を拾った神田を狙うカニバブラー
放牧された牛の間をカニバブラーが忍び歩くシーンも同じ牧場内。劇中、右側に映る牛舎は先に映った牛舎を反対側から撮影している。
神田の連絡を受けて北海道に駆けつけた滝突然の来訪者に快く対応していただいた山縣牧場の皆様、問い合わせにお答え頂いた恵庭市広報課のY様、ご協力いただきありがとうございました。これまで語られる事がありませんでしたが恵庭市も仮面ライダーの聖地の一つだと確認出来ました。
山縣牧場 北海道恵庭市牧場230
出典:仮面ライダー 第19話「怪人カニバブラー北海道に現る」毎日放送 / 東映 1971年8月7日放送
2022年9月26日月曜日
陸上自衛隊北海道大演習場島松地区
仮面ライダー第19、23話のロケ地北海道へ検証に赴いた初回が2009年だった。その時点では特定に至っていない場所も複数あったが、その後に解析が進み再訪したのが6年後の2015年。それから6年たった去年、やっと未特定だった場所を見つけるも折しものコロナ禍で再訪が叶わずやっと今回現地に行く事が叶ったのでその報告を。
2011年に開催された仮面ライダー40周年イベントに登壇された助監督梅田味伸氏の所有していたご自身の使用台本に書き込まれたメモが当時の撮影状況を知る上で多くの情報をもたらした事は拙ブログでも何度か書いてきた。公式でも講談社「仮面ライダー1971~1984」にて検証が試みられており、2Pに渡り北海道ロケ編の記載もあった。そこには掲載されていなかったがこの道内のロケ地について「自衛隊」「羊ヶ丘」という地名が書かれていたのだ。私はこのうちの「羊ヶ丘」というのを23話における大隈博士の液体燃料実験シーン、バイク戦の原野と考えていた(結果的にはそこから誤読だったが)。羊ヶ丘は羊ヶ丘展望園としてその眺望から当時も北海道の観光名所の一つだったが(クラーク博士像の設置は1976年)、敷地は元々農林省北海道農業試験場の一部を観光用に解放した場所だった為、23話のあのような場所が存在するのではないかと考えたからだ。19話に登場するFBIの神田がアジトとして使っていた牧場の牛舎もその周囲にあったのではないかとも考えた。「自衛隊」の記述も羊ヶ丘の最寄りに陸上自衛隊真駒内駐屯地がある事から羊ヶ丘周辺で自衛隊の管理地だった場所を使用した可能性を考え、国土地理院のサイトで該当箇所周辺の70年代の航空写真から一致する場所を探し続けていた。
それが一転したのが昨年の秋だった。ネットニュースを見ている時にふと目に止まった陸上自衛隊の戦車射撃競技会の記事。演習の為に恵庭の原野に切り開かれた広大な荒地に砲撃の火を吹く迷彩色に塗られた戦車群。目に止まったのはそれら迫力ある戦車ではなくその周辺の様子と遠方に連なる稜線。「自衛隊」の敷地にこの稜線はもしかして…早速23話の該当シーンのそれと比べると見事に一致するではないか!
とはいえ、東富士演習場の検証でも泣かされたが当時はともかく現在では自衛隊の演習場ともなると立ち入れる機会はほぼ無い。周囲からなんとか現地を臨める場所が無いかストリートビューなどで確認するも敷地内どころかその先の稜線を拝む場所すら見つからない。順に捜索範囲を広げてやっと2km(!)ほど南側の少し丘になった辺りで見通せる場所にアタリをつけて本日やっと現地行く事が出来た。
ストリートビューで見た時のイメージとは季節の違いもあって周囲の森の状況で見通しが十分でないのと、前日までの台風の影響による低い雲に覆われ稜線も一部隠れてしまったが劇中画像と合わせてみた。台本書き込みの「自衛隊」の文字と映像とほぼ一致する稜線だけが傍証ではあるが恐らくこの演習場で間違いないと思われるが如何だろうか。また、次の記事で補足するがこの見通せる場所を探している時にこの演習場直近で先述の神田のアジトロケ地の牧場も発見した事もこの推察の補強となり得るのではないかと考える。
火星ロケットに使用するために大隈研究所が開発した新型燃料の実験を北海道の原野で行う大隈博士とその助手
このシーンでは起伏の少ない低山の稜線しか映らない為、恐らく演習場から北西側にある北広山が映っていると考えられる。
液体燃料を巡ってショッカーバイク部隊との攻防戦が広げられる北海道の原野
この一連のシーンでは地形に起伏があるせいか地平線しか見えない方向(大半が南側方向)といくつかの山並みが確認出来る方向が確認出来る。
今回訪れた見通しが効く場所も演習場敷地内と大差が無い原野と牧場用に開墾された平坦な場所なので劇中シーンと大差無い筈だが一部育った森と低い雲に隠されてしまっているが一番高くなっている辺り(下の対比カットでライダーの右側)が支笏湖の西側にある紋別岳だろう。
ライダーの機転でサイクロン号の旋回に吹き飛ばされるムササビードル
この辺りの雲が厚く、ムササビードル右側の三角の山は少し遠方のせいか生憎対比写真ではほぼ見えなかった。
すんでのところでライダーに翻弄され臍を噬むムササビードル
最後のカットは稜線が映る一連のカットでも一番南側の山を捉えている。ムササビードルの左側に薄ら見えているのが樽前山だと思われる。
記事中で触れたが第19話FBIの神田のアジトロケ地牧場にも取材したので次回記事で紹介したいと思う。また、演習場での様子は検索すると色々画像も見られるが以下のニュース映像では上記で解説した稜線がはっきり確認出来るとともにどのような場所で撮影されたかがよくわかるのではないだろうか。
2022年9月6日火曜日
行川アイランド
マキを拉致したイソギンジャガーは「触手隠れ」でライダーを幻惑する。
トンネルの先にいるイソギンジャガーは行川アイランド内にいくつかあるトンネルの一つ。イソギンジャガー後方の距離感からするとトンネルの逆側辺りから望遠で捉えているようだ。
幾何学模様のモザイクのように見えるがここは食事をしながらステージのショーが楽しめたBBQ場。斜面に並んだテーブルが圧縮効果で不思議な効果を生んでいる。現在は草に埋もれて分かりにくいが朽ち果てたテーブルの基礎だけがわずかに残っている。
2022年8月26日金曜日
2022年8月25日木曜日
バラ館
バラランガに襲われた滝が目を覚ました怪しげな洋館は港区白金台にあった実業家で政治家だった藤山雷太の自宅で後に息子の藤山愛一郎が住むが愛一郎の政治資金捻出の為に60年代には売却されていた。その為か70年代にはライダー以外にも度々ドラマのロケ地として使用されていた。79年には跡地にシェラトン都ホテル東京が建った。撮影に使われた庭など主だった場所自体にホテルの躯体が建っている為、中庭部分でアングル方向だけ合わせて撮影してみた。一致する部分も皆無なので気持ちだけ汲んでいただけると…(苦笑)
出典:仮面ライダー 第75話「毒花怪人バラランガ 恐怖の家の秘密」毎日放送/東映 1972年9月2日放送
2022年8月22日月曜日
ロケ地大画報vol.6
先日のコミックマーケットにて頒布いたしました同人誌"ロケ地大画報vol.2"並びに"シン・ウルトラマンロケ地グラフィティ"の通販をBOOTHにて開始いたしました。既刊在庫もございますのでこの機会に是非。
仮面ライダーロケ地大画報vol.6
第68話から第79話までの第6クールのロケ地を解説した1冊
¥2,000ー
映画「シン・ウルトラマン」冒頭10分33秒映像のロケ地を中心に劇中同アングルで撮影した現地の写真のみでの構成。
中綴じ24ページ ¥1,000ー
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自己紹介
- yart先生
- 仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。




















