2019年11月13日水曜日

春日外科病院

アブゴメスに襲われたキャシーは病院に運ばれた。
この運ばれた病院は新神戸駅近くにあった春日外科病院。現在は跡地にマンションが建ち存在しない。
 ショッカーに狙撃される病室
実際に春日病院の病室が使われていて窓の先にJR新神戸駅、旧神戸市立中央市民病院の建物が確認出来る。
最初にクローズアップされる窓は建物南側だが狙撃された窓は北側を向いている。
本郷の頭の左側に見えていた新神戸駅のペントハウス部分がこの建物。恐らく現在では病院跡地のマンションからでは見通せないので駅の近くまで寄って撮影。
この撮影時にはこのシーンに登場している本郷、滝の他にライダーの衣装でも慰問が行われていて病床の子供とを写る写真なども存在している。


さんちかタウン #2

アブゴメスを目撃してしまったキャシーが襲われてしまう。
ここもジョージのカットと同じさんちかタウンの一部だと思われる。
2、3箇所候補があったが絞りきれずなんとなく劇中に当てはめて撮ってみた。
アブゴメスが走ってくる通りは天井の梁が見えているが地下街のほとんどは梁を覆う形で天井が吊るされるので確認出来なかった。
 本郷が走ってくる通りにはガラス戸の付いたショーケースが。
 本郷が走ってきた通りの先にはシャッターが下りているのが分かる。

さんちかタウン

ジョージが港から男を追ってきた場所は三宮の地下街、通称さんちか(当時はさんちかタウン)。
二人が降りてくる階段は神戸交通センタービルから降りたさんちか広場。震災で交通センタービルは被災したがこの階段を含む低層階は被害が少なかった為、上層階のみ立て直しで済んだ。基本地下街は地震に強いとされるがあの大災害を経てそのまま現存しているのを見ると感動する。
ジョージの背後には当時さんちかと神戸市役所までの間に存在した動く歩道が確認出来る。
動く歩道は80年代には撤去されたようだが壁面の広告用のショーケースに面影が残る。
男を見失うジョージ
階段は現在のA7。現在はみずほ銀行の入っている場所は全身の富士銀行の旧ロゴが確認出来る。
ジョージが横切る飲食店には福寿園と言う看板が見えるが、これは現在地下の別の場所にあるお茶の福寿園と同一のものかは不明。

2019年11月12日火曜日

神戸ポートターミナル

六甲ケーブル山上駅にある六甲天覧台からの神戸の眺望
当時、唯一確認出来る黒い高層の建物は神戸商工貿易センタービル、ポートアイランドに至っては埋立てが未だ2/3程度だろうか。
ちなみにこの映像はのちに仮面ライダーアマゾン第1話に流用されている。
港に停まる沢山の大型客船や貨物船
このカットはポートターミナルのある神戸新港第4号突堤から西側の3号突堤を捉えている。映像では天候が悪かったのか先の方はかなり霞んで見えるが護岸に沿って建つ現存する三井や三菱の倉庫が確認出来る。また、対比の写真は徒歩で立入れて見通しの効くポートライナーの駅から撮影しているがハーバーハイウェイで同様の視界が望めないところを考えるとハーバーハイウェイに立って撮影したと考えられる。
 ブルーの船体の先に見える赤い扉の付いた倉庫は3号突堤にあったM上屋。私が訪れた当日は大型客船が停まっていて見通せなかったが数年前に取り壊されてしまい現存しない。
FBIからの情報で神戸に飛んできた本郷と滝
本郷たちがいるのは神戸ポートターミナルの3階送迎デッキ。阪神大震災を経ても当時のまま現役で使用されている。
カットが変わって滝がFBIの連絡員とアブゴメスの乗った客船CATHEY号が入港してくるのを確認するカットは2階送迎デッキだったが勘違いして3階で撮影してしまった。2階と3階の違いは手すり部分の柱の有無でこのカットにはその柱が確認出来ない。
 このカットから3階に移動する。柱があるのが分かるだろうか。アブゴメスが降りてくる方のデッキは扉側が増築されて通路が細くなっていた。その先に見えるらせん状の道はポートターミナル駐車場のもので見えにくくなってはいるが現存しているのが確認出来る。
 当時との建築基準法の違いで手すりの高さは滝の腰程度、現在はこのように肘を載せるのは無理だろう。
アブゴメスを追跡するFBIのジョージ
対比写真はポートターミナルの先からポートアイランド側を向いて撮影しているが、ジョージの背後に大型のガントリー、プレハブ数棟、トラス状の照明の支柱が2基(現存)確認出来、それらを考慮するとポートターミナル側からでは見え方が異なり、恐らく隣の5号突堤あたりから撮影しているようだ。

旧 中の坊旅館表門

第69話のBパート終了後に入る翌70話の予告ではエレキボタルがユリ、ヨッコ、チョコ3人のライダーガールズに襲いかかるカットが収録されている。
このシーンは続く71話のロケが行われた有馬温泉で撮影されていた(理由の考察については後述)。
場所は有馬ロケの際に役者が止まっていた旅館中の坊(旧本館)の玄関脇の階段だった。
現在、旅館はリニューアルされ中の坊瑞苑となり、正面玄関の位置が変わってしまったのと、もともと私道で往来も少ないのでひっそりしていた。
旅館は建て替わったが奥に見えていた瓦屋根のお屋敷が現存、手前の建物もリフォームされているが屋根の傾斜、窓の位置からすると恐らく当時と同じ建物だろう。
なぜ、このカットのみわざわざ有馬まで着ぐるみを運んでまで撮影されていたか。
これは推測だが70、71話は塚田正煕監督による2本撮りだった為、スケジュール的に71話の有馬ロケの間にも70話の撮影を進める必要があったのではないだろうか。では、70話でそのシーンはどこだったか?と問われると残念ながら確証が無い。
というのも現時点で70話でロケ地不明なシーンは幾つかあるのだがそれらを結びつける根拠がどれも無いのだ。
強いてあげるとしたらアジトの入り口として描かれた採石場だろう。シリーズで幾つか使われているどの採石場とも特徴が一致しないのだが71話の主要ロケ地の一つ"蓬莱峡(ここについては別の記事で取り上げる)"の近くには幾つもの採石場が存在し、かつ70話に登場する採石場との共通点も見られる。
劇中、破砕プラントの上に支柱に隠れながらも「海山組」と読める看板が掲げられていて、現在も蓬莱峡近くに「海山コンクリート」と言うコンクリートプラントが存在している。
しかし、70年代の航空写真から見て特徴の近いその採石場は、近くを通るJR福知山線(当時は国鉄)の電化、複線化工事に伴い立ち退きにあったのか80年代初頭には消失していて確認が出来ない。引き続きそちらの採石場については検証を続けていこうと思う。

2019年11月6日水曜日

忘帰洞 #1

順にショッカーに捕らえられたナオキたちは煮えたぎる高温の風呂に浸かっていた。
手を出せないでいる本郷にモスキラスのクチバシが迫る。
この風呂はタイアップでもあるホテル浦島の名物、海食洞門を活かして作られた洞窟風呂"忘帰洞"
入浴すると心地よく帰るのも忘れてしまうという意味を持つ温泉である。ホテル内の温泉でアングルを合わせて撮影するのが難しかったがGoogleマップのストリートビューで温泉内を撮影した画像があったので引用させてもらった。*対比画像はいずれもストリートビューより。
本郷のピンチに登場する一文字ライダー
忘帰洞は長年の間に補修を受けつつも当時のまま営業していたが近年の台風の影響で海側にあるユリたちが浸かっていた湯船は閉鎖されている。また、男女を隔てるため2つに仕切られていて午前午後で使用する風呂が男女で入れ替わる。撮影に使われたのは温泉入り口に向かって左側。
筆者は都合3度訪れたのだがタイミングの悪い事にこの左側の風呂には1度も入れていない(泣)
ぜひこちらのストリートビュー画像で現地を堪能してください。

湯川温泉

ホテルの番頭の案内でナオキとミツルを探しに行く藤兵衛たち
ここはホテル浦島とくじらの博物館の中ほどにあるゆかし潟と言う汽水湖の湖畔の道。周辺には湯川温泉という小さな湯治場があり、当時はそこそこ人気があったようだ。
右に見える古い瓦屋根の屋敷(おそらくこれも温泉宿)は解体され更地になっているが左側の石垣は当時のまま。
路肩にナオキたちの帽子が落ちているのを見つけるチョコ
 木立の隙間からゆかし潟の湖面が確認出来る。奥に見える大きな建物は湯川温泉でも大きくモダンな湯川楼。跡地は旅館時代の厨房を活かしたと言うカフェになっている。
この場所は当初水辺が映るのでホテル浦島近くの港周辺かと思って前回の探訪時にかなり歩き回って探していたが見つけられなかった。
今回、再訪にあたり探索エリアを広げてこの湯川温泉に至ったがここではこのシーンしか撮られておらず、わざわざこのカットの為だけに訪れたとは考えにくく、NGになった別シーンがあった等、何かしら理由があったと考えられる。
劇中、背後に映っていた瓦屋根の屋敷は撮影数年後には解体されてしまったようだが、そこに湧いていた温泉は今でも噴出し続けている。ゆかし潟の廃墟の湯として好事家が訪れているようだ。

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自己紹介

自分の写真
仮面ライダーの全てのロケ地を自分の目で見る旅の途中です。 当ブログは元の作品の権利、肖像権を侵害する物では無く、作品を120%楽しむ為の一つの手引きとして筆者の研究調査成果を提示するために一部"引用"として元映像を使用させていただきました。作品の権利は東映株式会社様にあります。