化石化した五朗とエミを大下宇宙科学研究所大下宇宙科学研究所へ運び込む。
ここは川崎市麻生区王禅寺にある東京都市大学原子力研究所、当時は武蔵工業大学といい2009年に現在の校名に改称している。
屋根の円筒状の部分は研究用原子炉だが現在は既に廃炉、燃料は抜かれている。
ライダーが立っているのはエントランスの屋根の上で見学当日はイベントの旗が掲げられていた。再び研究所に忍び寄るユニコルノス。
ユニコルノスの左側は「畜霊碑」と刻まれた実験に使われた同部の慰霊碑。劇中にも映るが横には「1962」と碑の建てられたであろう年号が掘られていた。
現在の感覚で言うと研究用とはいえ原子炉施設を使って撮影するなど考えられないが当時は数本の特撮作品がここで撮影されていた。映画「仮面ライダー対ショッカー」に至っては原子炉室での撮影も行われていた。
さすがに見学など叶わないかと思われていたが廃炉後、解体に向け新たな段階になったということで2015年よりオープンラボと称して年に1回一般への公開が行われている。見学の際にお話を伺った岡田住子准教授によれば学生などから聞いて特撮映画がそこで撮られた事は聞き至っていたが原子炉室での撮影があったことは知らなかったとの事。ライダーの映像に映り込む設備について丁寧に説明していただいた。
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