波打ち際に落下したショッカーの殺人ヴィールス。偶然その箱を一人の少年が拾う。
この箱が落ちていたのは千葉の勝浦近く、本所港。防波堤は新しく作り変わっていたが波打ち際に散乱していた四角い波消しブロックは残っていた。が、当時より整然と並んでいるような…
当時より防波堤の高さが高くなった。また防波堤の作り替えだけが原因ではないだろうが潮が引いても当時のように砂浜が現れる事は無いんだそうだ。干潮を少し過ぎた頃に訪れたが大人の膝ほどの水位だった。(その為、検証は海に浸かりながらの取材だった。訪れたのが初夏だったから良かったものの冬場だったら諦めていたかもしれない…)
先に見える砂浜は御宿海岸。劇中ではレンズの加減か肉眼で見るよりわりと近く見える。
前述したようにショッカーの箱が落ちていたあたりは現在は水中。
もちろん廃漁船は現存していない。駐車場を管理していたお母さんに聞いたところこの様に何らかの理由で使用しなくなった船を港の脇に陸揚げしておくことは珍しくなかったそうでよく見たとのことで偶然とはいえ撮影に使用されたこの船に関する具体的な記憶はなかった。*第62話はほとんどが劇中のセリフにある様に三浦半島の荒崎海岸での撮影だった為、この廃船があったのも三浦半島だろうと予想して長年探していたが特定することが出来ていなかった。このシーンが千葉で撮られていたのは同時製作だった第61話が行川〜御宿ロケだった為だろう。ロケハンの際にこの廃船を見つけていたのかもしれない。ちなみに先述の駐車場のお母さんには50代の息子さんをお持ちで子供の頃はよくライダーごっこに興じていたそうだが自分の住む港でライダーの撮影が行われていたことはご存知なかった。
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